【映画化決定】コービー・ブライアントのNBAドラフト物語──ワーナー・ブラザース最新企画

コービー・ブライアント 写真:Christian Petersen/Getty Images
コービー・ブライアント 写真:Christian Petersen/Getty Images
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NBAのスーパースター、コービー・ブライアントがロサンゼルス・レイカーズに加入するまでの道のりを描く映画企画が、ワーナー・ブラザースで始動することになったと米『ハリウッド・リポーター』が報じている。

本作の仮題は『With the 8th Pick』であり、脚本はアレックス・ソーンとギャビン・ヨハンセンが執筆した。

物語は1996年のNBAドラフトでブライアントが指名されるまでの緊迫した過程を追うもので、当初は複数のスタジオや配信サービスが高い関心を示していたが、最終的にワーナー・ブラザースが先んじて権利を獲得した。

監督はまだ決定していない。

コービー・ブライアント 写真:Kevin Winter/Getty Images
コービー・ブライアント 写真:Kevin Winter/Getty Images

『With the 8th Pick』は、当時のニュージャージー・ネッツ(現在はブルックリン・ネッツ)と、同チームでゼネラルマネージャーを務めていたジョン・ナッシュに焦点を当てるとされている。

ナッシュはドラフト8位指名権を持ち、高校生だったブライアントを指名する可能性を検討していた。

最終的にブライアントはシャーロット・ホーネッツに13位で指名され、その後レイカーズにトレードされた。ブライアントは5度のNBA優勝を果たし、ロサンゼルスの象徴的存在となったのである。

本企画は、ブラッド・ピット主演の『マネーボール』(2011年)や、ベン・アフレック監督によるマット・デイモン主演作『AIR/エア』(2023年)の要素が含まれていると説明されている。

マット・デイモン(ソニー・ヴァッカロ役)、ヴィオラ・デイヴィス(デロリス・ジョーダン役)、『AIR/エア』(2023年)より 写真:Courtesy of Amazon Studios
マット・デイモン(ソニー・ヴァッカロ役)、ヴィオラ・デイヴィス(デロリス・ジョーダン役)、『AIR/エア』(2023年)より 写真:Courtesy of Amazon Studios

『AIR/エア』はマイケル・ジョーダンナイキによる伝説的パートナーシップの始まりを描いた作品である。『With the 8th Pick』もまた、わずかな判断の違いがNBAの未来を大きく変えていたかもしれない重要な過程を描くとされている。

ブライアントは、センターのシャキール・オニールやフィル・ジャクソン監督とともに伝説的なレイカーズを築き上げた一員である。しかしブライアントは2020年、41歳の若さでヘリコプター墜落事故により命を落とし、13歳の娘ジアナも同乗していた。

2019年、ラスベガスで開催されたWNBAオールスターゲームに出席したコービー・ブライアントと娘ジアナ 写真:Ethan Miller/Getty Images
2019年、ラスベガスで開催されたWNBAオールスターゲームに出席したコービー・ブライアントと娘ジアナ 写真:Ethan Miller/Getty Images

脚本を手がけるソーンは、Netflixで進行中のアメリカンフットボールの元指導者ジョン・マッデンを題材にした企画にも携わっており、Religion of Sportsが製作を行う予定である。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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