『ハリー・ポッター』ラベンダー役のジェシー・ケイヴ、「髪フェチ向けコンテンツ」が理由で公式イベント出演NGに

大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズでラベンダー・ブラウン役を演じたジェシー・ケイヴは、同シリーズ関連のコンベンションに参加できなくなった理由をオンラインプラットフォーム「Substack」で明かした。
ケイヴは、成人向け会員制SNSの「OnlyFans」に開設したアカウントが原因だと説明した。ケイヴは今年3月、「髪フェチ」のファン向けにOnlyFansアカウントを開設し、それが「性的」と捉えられたようだ。ケイヴ自身は「性的コンテンツではない」と主張している。
「最近、『ハリー・ポッター』関連のコンベンションへの出演依頼が来なくなった。『ハリー・ポッター』は家族向け作品で、『OnlyFans』は成人向けだ(からふさわしくない)と(制作陣から)説明された」とケイヴは投稿した。
しかし、「これには困惑した。コンベンションに出演しているほとんどの俳優は、テレビや映画でベッドシーンやヌードをやっている。私はただ髪をいじっているだけなのに!」と反論を展開した。ケイヴは、OnlyFansを始めた理由を「生活費と新居のリフォーム費用を賄うため」と説明した。
映画からドラマシリーズへ「引き継ぐ時が来た」
ケイヴはラベンダー・ブラウン役で『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)から同シリーズに登場した。後にロン・ウィーズリー(演:ルパート・グリント)と交際するキャラクターとしても知られている。
ケイヴは「『ハリー・ポッター』ファンから見放された」と感じる一方、現在は同作のドラマシリーズが制作中のため、この作品を「次世代に引き継ぐ時が来た」と理解を示している。
「『ハリー・ポッター』のコンベンションがもう開催されなくても、私は気にしない。これからは新しいキャストが登場するし、これまでとは状況も違う。それに私は15年以上コンベンションに参加して、写真や記念品も十分持っているから」とケイヴは綴る。さらに「そろそろ次のステップへ進み、新しいキャラクターを演じる時が来た」とも語っている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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