Netflix『ブラック・ラビット』最終話徹底解説|ジュード・ロウ×ジェイソン・ベイトマンが語る衝撃結末の真相
※この記事にはNetflix『ブラック・ラビット』最終話のネタバレが含まれています。
Netflixの新シリーズ『ブラック・ラビット』でW主演し、製作総指揮も兼任したジュード・ロウとジェイソン・ベイトマン。家族だからこそ許せるもの、兄弟だからこそ背負う過去の重みとは何か──。2人が衝撃的な最終話について語った。
意外な共通点を持つふたり
ジュード・ロウとジェイソン・ベイトマンは、一見すると異なるタイプの俳優に見える。しかし実際には驚くほどの共通点がある。ふたりとも成人した子どもを持つ父親で、印象的な青い瞳の持ち主。70〜80年代に大西洋を挟んで育ち、若くして演技を始め、アメリカで成功を掴んだという点でも似ている。
ベイトマンは『ホーガン・ファミリー』でティーン俳優としてブレイクし、最年少で全米監督組合(DGA)賞を受賞。ロウは映画『リプリー』(1999)で鮮烈な演技でブレイクし、ハリウッドスターの仲間入りを果たした。
長年同じ業界で活動してきたにもかかわらず、二人が直接共演するのはNetflix『ブラック・ラビット』が初めてであった。脚本は『ドリームプラン』(2021)のザック・ベイリンとその妻ケイト・サスマンが手がけている。
『ブラック・ラビット』あらすじ
物語は、弟ジェイク(演:ジュード・ロウ)が兄ヴィンス(演:ジェイソン・ベイトマン)の助けを求めてニューヨークに呼び戻すところから始まる。一見裕福そうに見えたジェイクだが、実際には資金難に直面していた。
「最近はお金を稼ぐのも大変だし、ライフスタイルを維持するのも難しい。コニーアイランド出身の2人は結局“一発逆転を狙う者”に過ぎないというのが面白い。一方はもう一方より少し正直かもしれないけれど」とロウは語る。
ヴィンスの帰還によって、ジェイクの慎重に作り上げた生活はたちまち崩壊し、2人は再びニューヨークの裏社会に引き戻される。8話にわたり、兄弟はかつての家族の友人であるマンキューソとその凶暴な手下たちの脅威にさらされ、アルコール依存の父親のもとで育った心の傷にも向き合わざるを得なくなる。父は自身のレストランをギャンブルで失っていたのである。
善行を誓いながらも、ヴィンスはエピソード6で後戻りできない地点に達する。マンキューソの気まぐれな息子ジュニア(演:フォレスト・ウェバー)が、自分や愛する者を殺すと脅したため、ヴィンスは渋々、マスクを着けて武装したブラック・ラビットでの強盗にジュニアを手伝うことに同意する。ジェイクはパーティーを開催しており、数百万ドル相当の高級ジュエリーが置かれていた。
第1話でフラッシュフォワードとして描かれた運命的な強盗は、最初から破滅が約束されていた。ブラック・ラビットの主要投資家であり、ジェイクの長年のアーティスト仲間であるウェスは撃たれ、病院で死亡する。そして、スキーマスク越しでもヴィンスを認識したジェイクをジュニアが撃つのを阻止するため、ヴィンスはジュニアの頭を撃ち、その場から逃走する。
自身の人生がもはや元には戻らないことを悟ったヴィンスは、密かに自身の身辺を整理する。疎遠になっていた娘の面倒を見る手配をし、数十年前に母親を虐待から守るためにボウリングの球で父を殺したことをジェイクに告白する(ジェイクは以前から知っており、それでもヴィンスを愛していたことを明かす)。そして、強盗への関与を電話で警察に告白した後、ヴィンスはブラック・ラビットの屋上から飛び降りる。茫然とするジェイクは、初めて兄とのつながりから解放され、かつてないほど自由を感じることになる。
カナダ・トロント国際映画祭でのワールドプレミア直前、ロウとベイトマンは初のコラボレーションにおける苦悩と歓喜について語った。ロウはこれを「家族だからこそ許せるもの」を巡る、複雑に絡み合う物語だと表現している。
キャスティングの裏側
――ジュードが最初に企画に参加していたそうですね?その後にジェイソンを誘ったのは本当ですか?
ジュード・ロウ(以下・ロウ):(笑いながら)いや、そんなに直接的じゃないよ。もともと彼に声がかかっていて、僕らと同じ可能性を見てくれていた。最初の会話は「ぜひ監督してほしい」だったんだ。『オザークへようこそ』で証明したように、複雑な要素を巧みにまとめ上げる力があるからね。
当時はパイロット的な脚本と大まかな構想があるだけで、それを形にしてくれる人が必要だった。僕は「この役は俺がやる」っていうタイプの俳優兼プロデューサーじゃない。特に監督に対しては「このシーンで、僕がこう演じる」なんて押し付けたくないんだ。もちろん兄弟役のどちらかはやりたいとは思っていたけど、正直言うと、まずは作品を完成させたかった。
だから最初の会話は「監督をやりたい?」ってところから始まったんだ。そして僕が思ったのは、「もし彼が監督するなら、兄弟役の一人もやらなきゃだめだな。二人でやるしかない」ってこと。それでうまくいったんだ。
ジェイソン・ベイトマン(以下・ベイトマン):それで「どっちがどっちを演じるか」を決めることになったんだよね。
役作りの背景
――ジュード、あなたは『ブラック・ラビット』の世界観の参考になった90年代後半~2000年代初頭のニューヨークを覚えているから、ジェイク役が自然にフィットしたんですね。ジェイソン、なぜヴィンスを演じたかったんですか?
ベイトマン:ジュードやザック、ケイトと話していて、僕が普段演じないタイプの兄弟役をやれるっていうのが面白そうだったんだ。幸い、みんなもそのアイデアにすごく乗ってくれた。
ロウ:ザックは君を映画『ステート・オブ・プレイ』で見ていて、すごく気に入ってたんだよね。
ベイトマン:ああ、あのちょっと変わった役のやつね。僕はああいう役を演じるのも楽しいんだけど、普段は主人公側に立つことが多いから、あまりやらないんだ。物語のトーンを管理する側にいたいっていう、監督的な感覚が出ちゃうんだよね。
ロウ:でも、彼がヴィンスに持ち込むユーモアっていうのが重要なんだ。ちょっと皮肉屋で、知的で笑える感じ。ヴィンスを演じることで、「ああ、ジェイクはこいつを許すわけだ」「世界もこいつを受け入れてパーティーに呼ぶわけだ」って納得できるんだ。「店は燃やしちゃったけど、こいつといると楽しい」ってね。
ベイトマン:トラブルに巻き込まれながらも、楽しかったよね。
ロウ:そう、ほんとに楽しかった! 他の誰がヴィンスをやっても、「こいつ、完全にめちゃくちゃじゃん」ってなるだろうね。
ベイトマン:「なんでまだこんなことやってんだ?」ってなる。
ロウ:「なんでみんな付き合ってるんだ?」ってなるよね。
ベイトマン:「信じられない!」ってなる。
ロウ:それが、この作品の核心でもあるんだよね。つまり、家族だからこそ許せることがあるっていう部分。ジェイソンが最近言ってたんだけど、これってすごく的を射てて、「もし友達同士だったらイライラする関係だよね、どっちか消えろよ」ってなる。でも兄弟は違う。ものすごく複雑な過去があって、それが2人を結びつけている。しかもドラマの中で子ども時代の姿も見せているから、それがキーになってるんだ。
兄弟の複雑な関係
――ザックやケイトと『ブラック・ラビット』について話し合った内容は、キャラクターの演じ方にどう影響しましたか? 彼らの悪い行動の根底にある理由を、どう理解したり正当化しましたか?
ロウ:キャラクターを正当化しようとすると、どんどん複雑になっちゃうんだよね。僕自身も同じで、自分の行動を弁解しようとは思わない。ただ、人生で経験してきたことが今の瞬間の自分を作っているっていうだけ。それを理解して、「この人は誰? なぜこうするの? パターンは?」って考えればいいんだ。
僕はジェイクを演じるとき、観ている人が「この人を応援したい」と思える存在にしたかった。彼は過去に問題を起こしてきたけど、今は本当に自分を立て直そうとしている。50歳になったばかりの自分と同じぐらいの年齢で、こう思っているんだ。「過去は過ぎた。未来はうまくいく。ビジネスも成功する」と。だけど、突然やってくる嵐が、過去のゴタゴタを思い出させて一気に戻ってきちゃうんだよね。
初期の脚本には、浮気や悪い行動、薬物使用なども少し書かれていた。でも僕は「いや、今のジェイクはちょっと軽薄に見えちゃうな」と思って、あくまでほのめかす程度にして、今の彼の姿を描くようにした。特に浮気の描写は、既に過去に始まっていたものではなく、リアルタイムで彼が迷い込む様子にした。そうすると、彼の古い習慣がなかなか抜けないことも理解できるんだ。
ベイトマン:僕は脚本家に書かせるのが好きで、俳優としての仕事は、すでにあるものに沿って演じることだと思ってる。その中でキャラクター作りに関われる立場にあるときは、既存の設定や描写が自分の演じたいヴィンスと矛盾しないかだけに注目する。
だからヴィンスは絶対に深く欠点を持った人物でなきゃいけない。もし「ここで彼はすごく有能だ」とか書かれると、僕が考えるヴィンス像と矛盾してしまうんだ。ザックとケイトは僕がジェイクとバランスの取れるヴィンスを演じられないようなことは、何も書かなかったよ。
衝撃のラストに向けて
――第5話のふたりの高速道路の脇で下着姿での殴り合いは印象的でした。あのシーンはどう演じたんですか?
ロウ:あれはすごく入念に作ったよ。ジュニアとバビットによって2人が極限まで追い込まれるところが面白くて、だから喧嘩も極端にしなきゃってわかってた。完全に何も残ってない状態だから、ユーモラスで切実な感じが出せると思ったんだ。遠くから見れば笑えるけど、近くで見るとめちゃくちゃ痛々しい、みたいなね。
肉体的な演技についてはまず現実的に考えた。最初はコンクリートの上で完全に転げ回る喧嘩をする予定だったけど、議論した結果、単発のパンチ一発のほうがずっとショッキングで効果的だってことになった。やっぱり全部に意味を持たせながら作っていったんだ。
ベイトマン:脚本では「こうやれ」と書かれてることもあるけど、実際に演技と合わせると省いたほうがいい場合もある。このシーンでは、下着姿で靴も履かずに本当に転げ回るのは現実的じゃないし、足や膝、肘に負担がかかりすぎる。何度も繰り返せないからね。だから「この喧嘩の目的は何か?」を考えた。狙いは、兄弟同士の馬鹿げた喧嘩の面白さと、言葉のやり取りが持つリアルなドラマをうまく組み合わせることだった。
ロウ:下着姿っていうのは面白いけど、転げ回ったら逆に悲しくなる。だって彼らは死に直面したばかりだからね。実際、弾丸が飛んでくるところだったわけだし。だから自然にパンチ一発で顔面に当たるだけでも、両方にとって衝撃的で嫌なことなんだ。
ベイトマン:しかもそれを、下着姿でやってるっていう滑稽さの中でやる。シリアスな会話をしている最中にだよ。「もう二度と会わない」と話しているのに、次の瞬間は下着姿で歩いてる(笑)。その絶妙なトーンを見つけるのが、本当に面白くもあり、挑戦でもあったね。
強盗事件とヴィンスの選択
――エピソード6の強盗シーンについて教えてください。ジェイクが、ブラック・ラビットでの強盗事件で銃を突きつけているのがヴィンスだと気づくシーンは観ていてもとても緊張感がありました。
ジェイソン、ヴィンスが兄の、そして自分たちのかつてのレストランを襲う決断をどう理解しましたか?
ジュード、ジェイクがその衝撃的な真実に気づいたとき、彼の内面はどうなっていたと思いますか?
ベイトマン:ヴィンスは子どもっぽくて拗ねやすいタイプだから、その瞬間の行動にはその性格が大きく影響してるね。それに彼は追い詰められている。ジュニアの車に乗って、「これで殺されるのか」と思ってるけど、ジュニアが「仕事が欲しいんだ」と言うから、断れない状況なんだ。しかも、直前のシーンでジェイクが「二度と会いたくない」と言ったことにまだ怒っている。
だから復讐心や拗ねた感情が入ってる。でも同時に実利的でもある。これから新しい人生を始めるには資金も必要だし、「これでいいかも」と考えたんだろう。結局、彼は兄を本当に裏切るつもりはなかったっていうのが、最後にジュニアを撃つ行動に出たところからもわかる。
ロウ:この作品での決断の複雑さが好きなんだよね。良い脚本って、すべての決断に説得力がある。でも人生はそうじゃない。自分でも常に矛盾してるし、それが人生を複雑にする。兄弟やパートナーに対して「え、なんで今それやったの? でもさっきは…」ってなるのと同じさ。
ジェイクがバラクラバをかぶった兄を目の前にして銃を突きつけられた瞬間、正確にどう感じたかは答えられない。でも推測はできる。胃がきりっとなる感じだろうね。その瞬間、「もう終わったんだ」ってわかる。でも完全には受け止めきれない。
――ブラック・ラビットという名前の意味は?
ロウ:僕の中では、あの場所は彼らにとっての逃げ場だったんだ。最初はバンドだった。「ここから出て、金を稼いで、女と遊んで、ハイになって、カッコよくなるんだ」って。その後バンドがバーになり、ブランドになり、自分を世間にアピールする手段になった。それをヴィンスは理解していたけど、ジェイクが本当に形にするんだ。そこでジェイクは、すべてが終わったって初めて理解する。「もう銃が飛び交って、この先戻れない。ヴィンス、お前が針を刺して風船を割ったんだ」って感じ。
ベイトマン:めちゃくちゃ落胆するよね。でも30秒後には命を救ってくれる。
ロウ:そうだ!(笑)
ベイトマン:だから、究極の衝撃を受けた直後にその落胆に浸る時間なんてないんだよ。
ロウ:覚えてるよ、ジャスティン(・カーゼル監督)が「その後のジェイクはどう演じる?」って聞いてきたんだ。僕は「わかってるよ、ただ…(突然立ち上がり、鹿がライトに驚くみたいに身をすくめる)完全にショック状態で」って答えた。
ベイトマン:それが最高だった。でもその後、感情が爆発して、電話で叫んだり、頭をレンガに押し付けながら膝をつく瞬間があって、それが本当に美しいんだ。しかも僕は現場にいなかった。LAにいて、ジェイクはジャスティンと全部やり取りしてたんだよ。しかも、元妻とのシーンもある。
――ジェイクとヴィンスの1対1のシーンでは、爆発的で予測不能な印象を受けました。兄弟だからこそお互いの欠点を遠慮なく突けるし、一緒にいるとすぐ子どもっぽい関係に戻って、ずっと怒鳴り合ってる。
ロウ:脚本には最初からその兄弟っぽいやり取りがいっぱい書かれてたんだ。お互い正面からぶつからざるを得ない場面がたくさんあって、セリフもすでに揃ってた。でね、あの子どもみたいな関係って、結局は愛情がベースにあるんだよ。普段「愛してる」なんて言わない兄弟でも、本当は深く愛し合ってる。だからこそ、ちっぽけな感情をさらけ出したり、50年も使い続けてるような言葉で罵り合える。それをすぐに掴めたんだ。面白いんだよな、誰かと演じてて相手が一歩踏み込んだら、「あ、俺もそこまで行ける」ってなるんだよ。
ベイトマン:この兄弟がいいのは、お互いに「正しいことをしろ」って励まし合ってるところなんだ。で、実際そうなる。もちろんジェイクがヴィンスを説得して「正しいことをやれ」って言うわけだけど、それは自殺を勧めたって意味じゃなくて、「自分の邪魔をするのはやめろ。自分と周りの人のために、そんなダメな生き方やめろ」ってことなんだ。結局ヴィンスは究極の犠牲を払って、自分を消すことでジェイクに生きる道を残した。2人とも一人ではうまくできなかった生き方だけど、片方がいなくなったことでジェイクは前に進めるようになったんだよ。
結末と余韻
――最後にエラ・フィッツジェラルドの「マンハッタン」が流れるシーンで、ジェイクはバーテンダーとして穏やかに見えました。ジュード、ヴィンスの死に対するジェイクの反応をどう演じたかった? そして、ヴィンスを失った彼はどこにたどり着いたと思いますか?
ジュード:ジェイソンはすごく明確で、物語のリズムや流れをちゃんと監督してくれて、観客を引き込むだけじゃなく、演じる側にとっても「どのタイミングで何を出すか」を意識させてくれたんだ。俺の感覚としては、ヴィンスの自殺の直後にすぐ解決や答えが見えることはありえないと思った。ああいう状況ではただ衝撃を受けるだけだからね。だから、ジェイクが柵の向こうをのぞいてヴィンスの遺体を見るとか、階段を降りて警察を呼ぶとか、そういう描写がなくて本当に良かったと思ってる。だって、そんなの見たいか? それって単なる余計な手間だろ。欲しいのは「終わったんだ」っていう感覚なんだよ。それに、街の音や存在が急に彼の人生に入り込んでくるような感覚についてもよく話し合った。たぶん彼は初めて、妙にクリアに物事を聞き取るようになったんじゃないかな。そこを表現したかったんだ。
それに気づいたと思うけど、彼が本当に崩れるのはマンキューソと会った時なんだよな。あの男に「兄さんはどこだ?」って聞かれて、実際に彼の口から「兄は死んだ」って出てくる瞬間——俺自身も泣きそうになるんだけど——あの言葉を言わせるために、全部の小さな間や流れを計算してたんだ。そしてそのあとに、最後の小さな“グレースノート”が必要だってわかってた。それが「彼が学んだこと、そして人生はこうやって続いていくんだ」っていう余韻につながるんだよ。
Netflixリミテッドシリーズ『ブラック・ラビット』はNetflixで全話配信中。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- 【レビュー】Netflix『ブラック・ラビット』|ジュード・ロウら豪華キャストで贈る、現代のアンチヒーロードラマ
- Netflix『ブラック・ラビット』予告編解禁|ジュード・ロウ&ジェイソン・ベイトマンが“危うい兄弟”を熱演
- ジュード・ロウ、プーチン役に挑戦――“報復は恐れなかった”と語る新作『クレムリンの魔術師』とは
- Netflix最新作『ハウス・オブ・ダイナマイト』『フランケンシュタイン』『ジェイ・ケリー』──先行劇場公開でスクリーンに登場
- オアシス再結成!16年ぶり東京ドーム公演記念|限定CD・グッズ・ビジュアルブック特集
- Netflixオリジナルドラマ日本最新作 ─ 役所広司『俺のこと、なんか言ってた?』ほか『ジョジョ SBR』など発表