ディディ裁判:11年超の収監求刑、元恋人キャシーが明かす“フリーク・オフ”の実態

ショーン・“ディディ”・コムズ被告 写真:Bryan Steffy/WireImage
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検察、ディディに対し11年以上の収監を求刑
売春目的の人身売買や恐喝の容疑で公判中の音楽プロデューサー、ショーン・“ディディ”・コムズ被告に対し、検察は11年3ヶ月の拘禁と罰金50万ドル(約7,370万円)を求刑した。
検察側は、ディディが売春婦の移送に関する2件で有罪であると主張している。一方で、より重大な人身売買および恐喝の容疑については、すでに無罪が確定している。
検察が求刑に至った理由
検察側は求刑の根拠として二つを挙げた。第一に、ここまで11ヶ月にわたりディディ本人に反省の色が見られないこと。第二に、「フリーク・オフ」と呼ばれる行為や恋人への虐待といった罪の悪質さである。
弁護人は「14ヶ月以上の拘禁は相応しくない」として争う構えを示している。また、自宅拘禁への切り替えも訴えたが、こちらは却下された。判決は10月3日(現地時間)に下される予定である。
元恋人キャシーの証言
今週、裁判所に提出されたディディの元恋人キャシー(本名:カサンドラ・ヴェンチュラ)の書簡も注目を集めている。
キャシーは、19歳の頃からディディによる暴力的支配を受けていたと証言。その中で、数日間続く「フリーク・オフ」で他の男性との性的行為を強要されたことや、下着とハイヒール姿での行為の強制、アルコールとドラッグ漬けの日々が語られている。
彼女は「これらの行為は屈辱的でおぞましく、感染症や心身の苦痛に苦しめられた」とし、ディディから目をかけてもらうため、フルタイムで性的行為を強いられたと明かした。また、証言したことによる報復を恐れているとも述べた。
果たして、ディディにはどのような判決が下されるのだろうか。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら。
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