インディペンデント映画の伝説をポスターで辿る『Independent Cinema Posters』11月26日発売
 
		1970~90 年代に映画界の既成概念を打ち破ったインディペンデント映画作家15人のオリジナル映画ポスター集『Independent Cinema Posters 時代を挑発した映画作家15人のデザインワーク』が、11月26日(水)に株式会社トゥーヴァージンズより発売される。
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映画ポスターの革新期を切り取る、全映画ファン必携のアートブック
『Independent Cinema Posters』は、メジャースタジオが支配していた時代に新たな映像美を切り拓いた映画作家たちの挑戦を、オリジナル映画ポスターを通して振り返るビジュアルブック。
掲載されるのは、ジム・ジャームッシュ(『ストレンジャー・ザン・パラダイス』)、ヴィム・ヴェンダース(『パリ、テキサス』)、デヴィッド・リンチ(『ブルー・ベルベット』)、エドワード・ヤン(『牯嶺街少年殺人事件』)など、時代を代表する15人のインディペンデント映画作家たちのポスター約500点。
それぞれの作品が製作された当時の国・文化背景を反映した貴重なオリジナル版を多数収録している。
ジャームッシュ、リンチ、ヴェンダース…世界を挑発した15人の監督たち
本書では、以下の伝説的監督たちのポスターアートが収録される。
- ジム・ジャームッシュ『ダウン・バイ・ロー』
- ヴィム・ヴェンダース『ベルリン・天使の詩』
- デヴィッド・リンチ『ブルー・ベルベット』
- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー『不安は魂を食いつくす』
- ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』
- クシシュトフ・キェシロフスキ『デカローグ』
- レオス・カラックス『ポンヌフの恋人』
- エミール・クストリッツァ『アンダーグラウンド』
- アキ・カウリスマキ『マッチ工場の少女』
- ハル・ハートリー『シンプルメン』
- シャンタル・アケルマン『ジャンヌ・ディエルマン』
- タル・ベーラ『サタンタンゴ』
- キン・フー『侠女』
- ホウ・シャオシェン『悲情城市』
- エドワード・ヤン『ヤンヤン 夏の想い出』
これらの作家が築いた“メジャーとは異なる美学”を、ポスターアートという視点から再発見できる内容となっている。
『パーマネント・バケーション』(1980年)


『牯嶺街少年殺人事件』(1991年)


編集者コメント:「映画ポスターは、時代の思想を映すアートだった」
編著を務めた井上由一氏は、「インディペンデント映画のポスターには、時代を挑発する作家たちの思想と美学が凝縮されている」と語る。
1970〜90年代は、映像だけでなくデザイン面でも新しい表現が生まれた“映画ポスター革命期”。本書はその潮流を視覚的に体感できる一冊だ。
『Independent Cinema Posters 時代を挑発した映画作家15人のデザインワーク』
『パリ、テキサス』(1984年)


『ブルー・ベルベット』(1986年)


『ローラ』(1981年)


『ミツバチのささやき』(1973年)


『デカローグ』(1989年)

『汚れた血』(1986年)


『ジプシーのとき』(1991年)

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(1989年)

【書籍情報】
『Independent Cinema Posters 時代を挑発した映画作家15人のデザインワーク』
編著:井上由一
定価:3,960 円(本体 3,600 円+税)
仕様:B5 変/並製/208 頁/オールカラー
ISBN:978-4-86791-066-5
発売日:2025年11月26日(水)
発行:株式会社トゥーヴァージンズ *発売日は地域によって異なることがあります
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