【2025】ニューヨーク映画批評家協会賞が発表|最優秀作品賞はディカプリオ主演『ワン・バトル・アフター・アナザー』に決定!
ニューヨーク映画批評家協会(NYFCC)が、2025年の最優秀作品賞に『ワン・バトル・アフター・アナザー』を選出。2025年ゴッサム賞で作品賞を獲得した勢いをそのままに、批評家から高い評価を重ねた。本作ではベニチオ・デル・トロが助演男優賞を受賞している。
ジャファル・パナヒが監督賞|主要部門の受賞者が出そろう
監督賞は『It Was Just an Accident(原題)』のジャファル・パナヒ監督。主演男優賞は『The Secret Agent(英題)』のヴァグネル・モウラで、同作は国際映画賞も受賞している。そのほか、主演女優賞には『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』のローズ・バーン。脚本賞には『マーティ・シュプリーム』のジョシュ・サフディが選ばれた。
助演女優賞は『WEAPONS/ウェポンズ』のエイミー・マディガンが受賞。アニメーション作品賞は『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』、ノンフィクション映画賞は『My Undesirable Friends: Part I – Last Air in Moscow(原題)』だった。撮影賞には『罪人たち』、デビュー作品賞には『さよならはスローボールで』が輝いている。
NYFCCは2024年の最優秀作品賞に『ブルータリスト』を選んでおり、今年も独自の視点で注目すべきトレンドを示した。2025年の受賞結果は以下のとおり。
〈ニューヨーク映画批評家協会賞2025 受賞結果〉
- 最優秀作品賞:『ワン・バトル・アフター・アナザー』
- 監督賞:ジャファル・パナヒ(『It Was Just an Accident(英題)』)
- 主演男優賞:ヴァグネル・モウラ(『The Secret Agent(英題)』)
- 主演女優賞:ローズ・バーン(『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』)
- 脚本賞:ジョシュ・サフディ(『マーティ・シュプリーム』)
- 助演男優賞:ベニチオ・デル・トロ(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)
- 助演女優賞:エイミー・マディガン(『WEAPONS/ウェポンズ』)
- アニメーション映画賞:『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
- 撮影賞:『罪人たち』
- デビュー作品賞:『さよならはスローボールで』
- 国際映画賞:『The Secret Agent(英題)』
- ノンフィクション映画賞:『My Undesirable Friends: Part I – Last Air in Moscow』
- 特別賞:Screen Slate、Museum of the Moving Image
- 学生賞:London Xhudo(ニューヨーク大学)、Tan Zhiyuan(ニュー・スクール大学院)
1935年に創設されたNYFCCは、日刊紙・週刊紙・雑誌・オンライン出版物の批評家によって構成される団体だ。毎年12月にニューヨークで会合を開き、その年の映画の賞を投票で決定している。2025年の受賞者は、来年1月にニューヨークで開催される授賞式で表彰される予定だ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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