『メン・イン・ブラック』新作企画進行中!ソニーが大ヒットシリーズ再構築へ――過去作の成功と今後の展望

(左から)トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、映画『メン・イン・ブラック』(1997年)より 写真:Columbia Pictures/Courtesy Everett Collection
(左から)トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、映画『メン・イン・ブラック』(1997年)より 写真:Columbia Pictures/Courtesy Everett Collection
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ソニーは『メン・イン・ブラック』シリーズの拡張を狙い、再び記憶に残る一作を送り出そうとしているようだ。

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ソニーは、新作SF映画の脚本家としてクリス・ブレムナーを起用したと米『ハリウッド・リポーター』が報じている。現時点で、監督やキャストはまだ決まっていない。

シリーズ第1作目『メン・イン・ブラック』(1997年)写真:Photofest
シリーズ第1作目『メン・イン・ブラック』(1997年)写真:Photofest

ローウェル・カニンガムによるマーベルコミックス作品を原作とした1997年の映画『メン・イン・ブラック』は、バリー・ソネンフェルド監督のもと、ウィル・スミストミー・リー・ジョーンズが主演を務めた。地球上での異星人活動を極秘裏に管理する政府組織を描いたこのヒット作は、2002年の『メン・イン・ブラック2』、2012年の『メン・イン・ブラック3』へと続く人気フランチャイズへと発展したのである。

1997年7月2日の劇場公開後、シリーズ第1作は世界興行収入で5億8,000万ドル(約899億円※)を超える大ヒットとなった。

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米『ハリウッド・リポーター』のレビューも当時の作品を高く評価しており、「エイリアン陰謀論を笑いに転じつつ、『フレンチ・コネクション』と『ゴーストバスターズ』が融合したかのようなスリルが詰まった、エド・ソロモンによる見事な脚本が光る作品である。『メン・イン・ブラック』は実に楽しく、98分という引き締まった短さで終わってしまうのが惜しいほどだ」と賞賛している。

(左から)テッサ・トンプソン、クリス・ヘムズワース、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019年)より 写真:Giles Keyte/Sony Pictures
(左から)テッサ・トンプソン、クリス・ヘムズワース、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019年)より 写真:Giles Keyte/Sony Pictures

その後、2019年にはクリス・ヘムズワーステッサ・トンプソンを主演に迎えた『メン・イン・ブラック:インターナショナル』としてリブートが図られたが、こちらにはスミスもジョーンズも出演せず、F・ゲイリー・グレイ監督作は興行的に振るわなかった。

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』写真: FRANK MASI/SONY PICTURES
『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(2020年)より 写真: FRANK MASI/SONY PICTURES

ブレムナーの主な脚本作には、2020年のシリーズ第3作『バッドボーイズ フォー・ライフ』、そして昨年公開された第4作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』がある。さらに、スミスの出演作として企画が進むNetflixのアクション映画『Fast and Loose』にも携わっている。

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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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