映画版『ストリートファイター』予告編が解禁|コーディ・ローデス演じるガイルの髪型に賛否両論!?

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コーディ・ローデス
ガイル役のコーディ・ローデス 写真:Paramount Pictures
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映画版『ストリートファイター』予告編がついに解禁

パラマウントが現地時間木曜日に開催されたゲームアワードにて、映画版『ストリートファイター』の予告編を公開した。

映画版『ストリートファイター』は来年10月16日に全米公開される予定だ。同作にはノア・センティネオジェイソン・モモア、アンドリュー・小路、50セントにプロレスラーのコーディ・ローデス、そして現役UFC王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキなど幅広い分野から豪華キャストが集結する。

予告編はゲームアワードに脚を運んだファンに大好評だった。45秒間の予告編では拳を握りしめるリュウ(演:アンドリュー・小路)、WWEスターのローマン・レインズ演じる豪鬼や再現度100%の春麗(演:カリーナ・リャン)、そしてゲーム同様にM字カット姿となったマイク・バイソン(演:50セント)が登場する。映画も原作ゲーム同様にアクション満載となる予感で、期待は一層高まる。

『ストリートファイター』予告編

ゲームに忠実すぎる衣装とメイクに賛否両論!?

 そんな中で『ハリウッド・リポーター』現地記者の注目を捉えたのはキャラクターのデザインだ。というのも、それは良くも悪くも原作に「忠実」すぎるのだ。特に気になったのがコーディ・ローデス演じるガイルだ。

予告編中ではバルログ(演:オーヴィル・ペック)に渾身のドロップキックを見舞うガイルの姿が確認できる。しかしそのキック以上に派手だったのが20センチ近くはあるブラシのような金髪だ。これを見て頭をよぎったのが1994年版映画『ストリートファイター』の失敗である。

1994年版にもガイル役のジャン=クロード・ヴァン・ダムなど豪華キャストが出演していた。だが、同作はその安直な脚本もさることながら、コスプレさながらにゲームを再現した衣装とメイクも不評で大コケしたのである。

ゲーム版『ストリートファイター』はまだ映像技術が未熟だった時代に開発されたアーケードゲームである。そのために、派手な衣装や髪型でキャラクターを意図的に特徴づけたのであるが、それをそのまま実写でやられてしまうと滑稽に写ってしまうのだ。

1994年版映画『ストリートファイター』予告編

続報に期待:映画版『ストリートファイター』公開は来年10月

とはいえ、2026年版『ストリートファイター』を失敗と結論づけるのはまだ早い。周知の通りパラマウントはここ数年、ゲームの映画化作品によって手堅い成功を収めてきた。『ソニック』シリーズ(2020)はその一例だ。

ちなみに、『ソニック』といえば、同作の予告編に登場したソニックに人間の歯がついていることにファンのツッコミが殺到し、本編でデザインが修正されたという裏話がある。

ガイルの髪型も本編ではもう少しおとなしくなっていることを祈りたい。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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