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36歳で死去した俳優ヘイデン・パネッティーアの死因が判明――事件性はなし

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俳優ヘイデン・パネッティーアの死因が判明
ヘイデン・パネッティーア=2022年 写真:Jon Kopaloff/Getty Images
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先月、36歳で死去した俳優ヘイデン・パネッティーアの死因が、「フェンタニルなど複数の薬物による毒性作用」であると明らかになった。事件性はなく、死亡の状況は事故と判定された。

俳優ヘイデン・パネッティーアの死因はフェンタニルなど“複数の薬物”

現地時間9月22日(火)にグリーンビル郡検視局が発表した検視・毒物検査の結果によると、パネッティーアの死因は、フェンタニル、アルプラゾラム、メトカルバモール、クエチアピンなどによる毒性作用だった。

アルプラゾラムは抗不安薬で、「ザナックス」の商品名で知られている。メトカルバモールは筋弛緩薬、クエチアピンは統合失調症、双極性障害、大うつ病性障害などの治療に用いられる抗精神病薬である。

パネッティーアは現地時間8月16日(日)、サウスカロライナ州グリーンビルの滞在先で意識不明の状態で発見された。心停止の通報を受けて救急隊員が現場に駆けつけ、心肺蘇生措置を行ったものの、蘇生には至らず、死亡が確認された。検視では死因につながる外傷は確認されなかった。

グリーンビル警察署が公開した事件報告書によれば、パネッティーアが亡くなった際、現場には、交際と破局を繰り返していた恋人のブライアン・ヒッカーソンと、その弟ザック・ヒッカーソンがおり、2人が911番に通報したという。この事件報告書は、大部分が黒塗りされていた。

また、救急隊員が到着した際、ブライアンは、パネッティーアが服用していたという「薬の入った袋」を救急隊員に見せた。ザックは米『TMZ』誌に対し、ブライアンがパネッティーアにナルカン(オピオイドの過剰摂取による作用を打ち消す薬剤)を投与したと語っている。

パネッティーアの死去から数日後には、米麻薬取締局(DEA)が捜査に加わったと報じられた。

産後うつ、薬物・アルコール依存との闘い――壮絶な人生を生前に告白

子役としてキャリアをスタートさせたパネッティーアは生前、薬物やアルコールとの闘いについて語ってきた。2022年には、長年にわたってオピオイドやアルコール依存症と闘ってきたことを明かしている。

当時、米『People』誌の取材に対し、パネッティーアは「私の救いだったのは、撮影現場や仕事中は乱れた姿を見せてはいけなかったこと」と語っている。しかし、「(撮影現場を離れると)どんどん制御不能になっていった。年を重ねるにつれて、薬物やアルコールは、もはやなくては生きていけないものになっていったの」と、苦しい闘いを率直に明かした。

元パートナーのウラジミール・クリチコとの間に娘のカヤをもうけたパネッティーアは、『HEROES/ヒーローズ』(2006~2010年)や『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』(2012~2018年)で主演を務める一方、産後うつにも苦しんだ。治療を受けたものの、クリチコとの関係も終わり、飲酒やオピオイドの使用との闘いは続いた。

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ヘイデン・パネッティーア、ウラジミール・クリチコ=2011年撮影 写真:Andreas Rentz/Getty Images

パネッティーアは、「彼は私のそばにいたくなかった。私自身も自分のそばにいたくなかった。でも、オピオイドやアルコールによって、一瞬でも幸せを感じられるなら何でもした。けれども、そうするとさらに気分が悪くなる。私は自己破壊の悪循環に陥っていた」と語っている。

その後、今年5月に発売された回顧録『This Is Me: A Reckoning(原題)』の出版に合わせて出演したポッドキャストで、パネッティーアは産後うつが薬物やアルコールの使用に与えた影響を振り返った。

「幸いなことに、自分の子どもに対して敵意や否定的な感情を抱いたことは一度もなかった。でも、本来あるべき姿で娘と心を通わせることができず、常にストレスと不安に苛まれていた。だからこそ、薬物やアルコールに走ってしまった。不安な状態が続き、パニック発作が頻繁に起こるようになったから」

パネッティーアは「長い間、母親になることを望んでいた」と語り、さらにこう振り返った。

「頭の中にはすばらしい計画があったのに、娘が生まれた途端、何かがひどく間違っていることに気づいた。私は惨めで、いつも涙を流していた。アルコールは神経を落ち着かせる助けにはなったけれど、それは鎮静剤だから、時間が経つにつれて状況は良くなるどころか、悪化する一方だった」

パネッティーアの回顧録は、彼女の死後、改めて注目を集めている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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