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ブラッド・ピット、インディー映画に期待「90年代と同じくらい強い」ストリーミングが生んだ機会にも言及

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ブラッド・ピット、インディー映画に期待「90年代と同じくらい強い」ストリーミングが生んだ機会にも言及
ブラッド・ピット 写真:Getty Images Spain
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ブラッド・ピットが第74回サン・セバスチャン国際映画祭に登場。デヴィッド・エアー監督の『ハート・オブ・ビースト』の上映を前に記者会見に出席し、インディー映画を取り巻く現在の環境やストリーミング、ハリウッドの変化について語った。

ブラッド・ピット、インディー映画の現状に期待「90年代と同じくらい強い」

『ハート・オブ・ビースト』でエアー監督と再タッグを組んだブラッド・ピットは、現代のインディー映画を取り巻く環境について質問され、「今の環境は、独立系映画にとって実際にとても良いものになっていると思う」と語った。

「こうした作品に目を向ける人が増えているからです。90年代と同じくらい強いと感じています」

さらにピットから意見を求められたエアー監督も、映画界に新たな才能が流入している現状を指摘。「YouTubeやインターネットから入ってくる人たちもいる」と語り、若手ホラー監督のカリー・バーカーやケイン・パーソンズらを例に挙げた。

エアー監督は、こうした新世代の映画作家たちは、自分たちとは異なるメディア環境の中で育ってきたと説明した。「彼らはまったく違う感覚のメディアに触れて育っている」とし、今後生まれる映画や物語に期待を寄せた。

ブラッド・ピット、ストリーミングがもたらした変化を語る

ハリウッドで大手スタジオの再編が進み、ストリーミングサービスの存在感が増す中、ピットはストリーミングがもたらした変化についても言及した。

「ストリーミングがもたらしてくれたもので、私が好きなのは、俳優や脚本家、監督にとって、より多くの機会が生まれたことです」

その結果、興味深い物語や才能に触れる機会が増えたと説明。一方で、映画館で作品を共有する「共同体験」が再び受け入れられるようになってきたとも語った。

また、映画製作費の高騰によって、中規模予算の作品が製作されにくくなっている現状にも触れた。

「映画はあまりにも高額になりました。非常に大規模な超大作は製作費を回収できますが、より独立系の低予算作品や、その中間にある作品は作るのが非常に難しくなっています」

ピットは、3,000万〜6,000万ドル規模の作品についても、スタジオにとって製作費を回収することが難しいと説明。自身が最も多く出演してきたのも、まさにこの中間の予算帯だと語った。

『ハート・オブ・ビースト』は愛犬との絆を描く

『ハート・オブ・ビースト』でピットが演じるのは、元特殊部隊員のジェームズ。飛行機の墜落事故によってアラスカの荒野に取り残され、元軍用犬のオーディンとともに生き延びようとする。

記者会見では、ジェームズとオーディンの関係についても質問が飛んだ。

ピットは、ジェームズとオーディンはともに訓練を受け、厳しい環境を生き抜いてきた「非常に能力の高い存在」だと説明。そのうえで、作品の中心にあるのは2人の間に生まれた絆だと語った。

「自分自身のためよりも、相手のために戦う。その思いやりや愛情、忠誠心が、2人を物語の中心にしている」

さらに、困難な時期には親しい友人や家族に頼ってきたと振り返り、人と人とのつながりの大切さにも触れた。

ブラッド・ピット「私たちをつなぐものにもっと目を向けたい」

最後には、憎しみや戦争、政治、人種差別などが存在する「悲しい世界」で、どのように向き合っていけばいいのかという質問も。

ピットは「私たちが共通している部分に、もっと時間を使えるのではないか」と答えた。

「何が私たちを結びつけ、何が私たちをつないでいるのか。分断を越えて、もっと耳を傾けることができると思います」

そして、「まずは自分の周りにいる人たちを大切にし、彼らが大丈夫かどうかを確かめることから始めてもいい」と語った。

『ハート・オブ・ビースト』は、デヴィッド・エアー監督とブラッド・ピットが『フューリー』以来となる再タッグを組んだ作品。J・K・シモンズ、アンナ・ラムらも出演し、ピット、オリヴィア・ハミルトン、マーティ・ボーウェン、エアーらがプロデュースを担当。デイミアン・チャゼルも製作総指揮に名を連ねている。日本では9月25日に公開される。

第74回サン・セバスチャン国際映画祭は、2026年9月18日から26日まで開催されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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