北村匠海「東京リベンジャーズ」シリーズは「役者人生でかけがえのない作品」と自信

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 累計発行部数7000万部を超える人気コミックを実写映画化する第2弾「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-」が21日、全国で封切られた。主演の北村匠海をはじめ山田裕貴、吉沢亮、今田美桜、杉野遥亮ら主要キャスト10人が東京・丸の内ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。

 21年公開の第1作が興行収入45億円の大ヒットとなったことを受け、続編を2部作で製作。血のハロウィン編は原作でもファンの人気が高く、北村は「常に第一線を張っているこのメンバーとまた集まれたことを誇りに思う。ついに公開の日を迎え、自信を持って届けられる」と胸を張った。

 ヤンキー集団「東京卍會」を中心としたアクション群像劇。大きなテーマの一つが「仲間」で、山田は「すべてのシーンに仲間を感じる。誰かが誰かを思っている」と強調。吉沢も、「仲間っていいよな。裏話的なことを言うと、上半身裸で戦うシーンがあったので見せるためにめちゃくちゃ筋肉をつけたら、(眞栄田)郷敦が『甘いもの食った方がいいですよ』と言ってくれた」と明かして盛り上げた。

 それぞれが作品の中で好きなセリフをフリップに書いて披露する場面があったが、ほとんどのキャストが6月30日公開の後編「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-」から選択する事態に。それでも北村は、「早く見たいよね。その気持ち、分かる」とファンの期待をあおった。

 そして、「1が始まった時は、まさか続編が作れるとは思わなかった。現場はハードで、皆が大変なスケジュールの中、各々が目の前のことを全うし汗を流した。改めてこの作品に出合えて良かった」と感慨深げ。さらに、撮影当初に掲げた目標が、小栗旬主演でシリーズとなった2007年「クローズZERO」だとし、「この世代の代表作を体現できたと断言できる。役者人生の中でかけがえのない、いつまでも自分の心の中にある作品。後編を楽しみしている人もたくさんいると思うので、さらに羽ばたいていってほしい」と願った。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木 元

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