『ゴーストバスターズ』シリーズ歴代作品ランキング:新作は何位?

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』写真: JAAP BUITENDIJK/SONY PICTURES ENTERTAINMENT
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』写真: JAAP BUITENDIJK/SONY PICTURES ENTERTAINMENT
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1984年、ダン・エイクロイドとハロルド・ライミスが脚本を手がけた映画『ゴーストバスターズ』(アイヴァン・ライトマン監督)が予想を上回る大ヒットを記録した。

これまでアニメやビデオゲームが制作されるなど、21世紀に復活を遂げ、現在シリーズ第5弾となる最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が公開中だ。

以下、『ゴーストバスターズ』シリーズの歴代作品ランキング(最新作を含む)

5. 『ゴーストバスターズ』(2016)

『ゴーストバスターズ』(2016)写真: COLUMBIA PICTURES/COURTESY EVERETT COLLECTION
『ゴーストバスターズ』(2016)写真: COLUMBIA PICTURES/COURTESY EVERETT COLLECTION

ポール・フェイグ監督が、コメディ界で活躍する女性4人を迎え、ゴーストバスターズの新チーム結成を描いたリブート作品。

“女性版ゴーストバスターズ”は物議を醸したが、オチのないジョークの多さなど、最終的に一連の寸劇のような編集となっていた。

4. 『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(2024)

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』写真: JAAP BUITENDIJK/COLUMBIA PICTURES/COURTESY EVERETT COLLECTION
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』写真: JAAP BUITENDIJK/COLUMBIA PICTURES/COURTESY EVERETT COLLECTION

舞台をニューヨークに戻し、新旧キャストが集結した最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』。

一本の映画でこなすには登場人物も小ネタも多すぎ、結果的に前作「アフターライフ」の親密さを失ってしまった。もっとキャラクターに内省的な瞬間が必要だ。

プロトンパックには次作へエネルギーが残されているが、背負うものが少なければより多くのことができるはずだ。

3. 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』写真: COLUMBIA PICTURES/COURTESY EVERETT COLLECTION
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』写真: COLUMBIA PICTURES/COURTESY EVERETT COLLECTION

フェイグ監督作が期待外れに終わった後、ジェイソン・ライトマンが父親・アイヴァンの遺志を継いで監督を務めた作品。

ゴーストバスターズの最初の敵であるゴーザの再登場など、オリジナルの要素も取り入れつつ、雰囲気・視覚的にもこれまでの作品とは一線を画している。

ハロルド・ライミスの遺産にふさわしいオマージュであり、過去と未来のバランスが取れたシリーズの新たなスタートである。

2. 『ゴーストバスターズ』(1984)

『ゴーストバスターズ』(1984) 写真: COURTESY EVERETT COLLECTION
『ゴーストバスターズ』(1984) 写真: COURTESY EVERETT COLLECTION

コメディ、SF、ホラーを融合した、すべての始まりとなった作品。

『ゴーストバスターズ』は80年代の映画の中でも、抜きん出ていた。日常的な問題を抱えた普通の人々がビジネスをはじめ、最終的にヒーローになるというのは即座に引き込まれる。誰もがゴーストバスターになれるという感覚があった。

『ゴーストバスターズ』の最大の魅力はゴーストではなく、どんな奇妙な仕事をしていても説得力を感じるキャラクターたちだ。

1. 『ゴーストバスターズ2(1989)

『ゴーストバスターズ2』写真: COLUMBIA/COURTESY EVERETT COLLECTION
『ゴーストバスターズ2』写真: COLUMBIA/COURTESY EVERETT COLLECTION

批評家の評価にもかかわらず、このシリーズの最高傑作。1作目ほど地に足が着いていないように感じるのは事実だが、少なくとも同等に評価されるべきだろう。

前作から5年後を舞台にした『ゴーストバスターズ2』では、キャラクターの力関係がより強くなり、コメディは控えめではあるが、より面白くなっている。

悪役のヴィーゴは、前作のゴーザよりも存在感を放っている。ヴィーゴは、地下鉄トンネルを流れる「スライムの川」を使い、赤ん坊の体に生まれ変わろうとする。

確かに負のエネルギーを糧にするスライムはおふざけだが、負の感情が常に私たちを支配する現代において、特に先見の明があるように感じられる。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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