カンヌ映画祭 2024 出品作一覧:ヨルゴス・ランティモス最新作『憐れみの3章』ほか
2024年開催の第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に、ヨルゴス・ランティモス監督の新作『憐れみの3章』が選出された。
来月14日(現地時間)の開幕日には、レア・セドゥ主演のコメディ映画『The Second Act(英題)』がオープニング作品として上映される。
また、アウト・オブ・コンペティション部門には、ジョージ・ミラー監督×アニャ・テイラー=ジョイ主演の前日譚『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)、ケヴィン・コスナー監督&主演の西部劇『Horizon: An American Saga』(6月28日全米公開)などが選出された。
さらに今年は、映画『スター・ウォーズ』の巨匠ジョージ・ルーカスが、名誉パルムドールに表彰される。
審査員長はグレタ・ガーウィグ監督(『バービー』)が務め、コンペティション部門の出品作から今年のパルムドールを決定する。
第77回カンヌ国際映画祭は、5月14~25日(現地時間)に開催。
以下、2024年の主なラインナップ
『The Second Act』 カンタン・デュピュー (オープニング&アウト・オブ・コンペティション)
コンペティション部門
『L’Amour Ouf』 ジル・ルルーシュ
『All We Imagine As Light』 パヤル・カパディア
『Anora』 ショーン・ベイカー
『The Apprentice』 アリ・アッバシ
『Bird』 アンドレア・アーノルド
『Caught by the Tides』 賈樟柯
『Emilia Perez』 ジャック・オーディアール
『The Girl With the Needle』 マグヌス・フォン・ホーン
『Grand Tour』 ミゲル・ゴメス
『Limonov: The Ballad』 キリル・セレブレニコフ
『Marcello Mio』 クリストフ・オノレ
『Megalopolis』 フランシス・フォード・コッポラ
『Motel Destino』 カリム・アイノズ
『Oh Canada』 ポール・シュレイダー
『Parthenope』 パオロ・ソレンティーノ
『The Shrouds』 デヴィッド・クローネンバーグ
『The Substance』 コラリー・ファルジャ
『Wild Diamond』 アガト・リダンジェール
『憐れみの3章』ヨルゴス・ランティモス
アウト・オブ・コンペティション部門
『マッドマックス:フュリオサ』ジョージ・ミラー
『Horizon, an American Saga』ケヴィン・コスナー
『Rumours』エヴァン・ジョンソン、ゲイレン・ジョンソン、ガイ・マディン
『She’s Got No Name』ピーター・チャン
ある視点部門(Un Certain Regard)
『Armand』 Halfdan Ullmann Tondel
『Black Dog』 クワン・フー
『The Damned』 ロベルト・ミネルヴィニ
『L’Histoire de Souleymane』 Boris Lojkine
『ぼくのお日さま』 奥山大史
『Norah』 Tawik Alzaidi
『On Becoming a Guinea Fowl』 ルンガーノ・ニョニ
『Le Royaume』 ジュリアン・コロンナ
『Santosh』 サンディヤ・スリ
『September Says』 アリアン・ラベド
『The Shameless』 Konstantin Bojanov
『Viet and Nam』 ミン・クイ・チュオン
『The Village Next to Paradise』 Mo Harawe
『Vingt Deux!』 ルイーズ・クルヴォアジェ
『Who Let the Dogs Bite?』 レティシア・ドッシュ
「ミッドナイト・スクリーニング」、「カンヌ・プレミア」、「スペシャル・スクリーニング」の上映作はこちら。
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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌