『グリーンブック』や『スポットライト』の制作会社、パーティシパント・メディアが閉鎖へ

Participant Media Is Shutting Down
ジェフ・スコール 写真FRAZER HARRISON/GETTY IMAGES
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エンターテインメント業界に20年にわたって影響を与えてきたパーティシパント・メディアが閉鎖することになった。創設者のジェフ・スコールは、現在の世界的な課題に取り組む次のステップを評価する必要性を理由に、心のこもったメモでスタッフにこのニュースを伝えた。

2004年にエンターテインメントと社会変革という二つの使命を持って設立されたパーティシパント・メディアは、『グリーンブック』や『ムーンライト』などの話題作や、『不都合な真実』や『RBG』などのドキュメンタリーを製作しててきた。スコールの指導の下、同社は数々の賞を獲得し、興行収入33億ドル以上という大きな商業的成功を収めてきた。

スコールは、影響力のあるストーリーテリングを通じて現実世界の変化を促す上で同社が果たした役割を強調し、同社の業績を誇りに思うと述べた。彼は、パーティシパントの献身的なチームの貢献に感謝し、彼らの仕事の変革力を認めた。

パーティシパント・メディアが別れを告げる中、スコールは次世代のクリエイターたちの継続的な努力を認識し、ストーリーテリングと社会的インパクトの未来を見据えている。彼は、パーティシパントの遺産を継承し、前向きな変化を促し続ける彼らの能力に自信を示した。

パーティシパント・メディアの章は閉じられる、しかしエンターテインメント業界と社会意識に与えた影響は続き、意義深いストーリーテリングと提言の永遠の遺産を残すことだろう。

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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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