『アンフロステッド』レビュー:メリッサ・マッカーシー主演、ジェリー・サインフェルド監督によるポップタルトの起源を描いた軽快で満足感のある作品
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初めて長編映画の監督を務めたこのシットコム伝説の人物は、Netflix映画でトースターパストリー(焼きパン菓子)の開発競争に関わるシリアル会社の幹部役を自ら演じている。
ジェリー・サインフェルドは、朝食用ペストリーであるポップタルトの起源を描いた明るい作品『アンフロステッド』で監督デビューを果たした。『ビー・ムービー』のコラボレーターと組んだジェリー・サインフェルドは、事実とフィクションを組み合わせた陽気でおバカな喜劇を作り上げた。
アンフロステッド
冷戦時代のミシガン州バトルクリークを舞台に、シリアル大手のケロッグとポストが完璧なトースターパストリーを作るために競い合う様子が描かれている。メリッサ・マッカーシーは、ケロッグに雇われて究極のペストリーを開発する食品科学の達人ドナ・”スタン”・スタンコウスキーを見事に演じている。彼女の周りには、エイミー・シューマー、ジム・ガフィガン、ヒュー・グラントなど、実在の人物と架空の人物が混在する登場人物たちが、才能あるキャストによって演じられている。
『アンフロステッド』はすべてのジョークが決まるわけではないが、その魅力は型破りなユーモアとストーリーテリングの定型をうまくパロディ化しているところにある。サインフェルドの包装された朝食食品への愛は作品全体に表れているが、企業神話を美化するのではなく、『アンフロステッド』は機知に富んだ会話とクレバーな風刺で朝食業界をからかう皮肉な姿勢をとっている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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