『エクソシスト』次回作、マイク・フラナガン監督による新しい解釈でギアチェンジ
ユニバーサルが『エクソシスト』3部作制作の4億ドルの大型契約を発表してから約3年後の方向転換となる。
『エクソシスト』シリーズは大きな転換期を迎えており、マイク・フラナガンがシリーズの「抜本的に新しい解釈」の脚本、監督、プロデュースを行うことになった。この動きは、ユニバーサルが当初デヴィッド・ゴードン・グリーン監督のもとで『エクソシスト』3部作を制作する4億ドルの契約を結んでから約3年後のことである。この方向転換の決定は、昨年の『エクソシスト 信じる者』に対する評価が芳しくなく、興行収入も1億3700万ドルにとどまったことを受けてのものだ。『ドクター・スリープ』や『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』など高く評価されたホラー作品で知られるフラナガンは、以前から数多くの成功作で協力関係にあるブラムハウスと共に、エクソシストの世界を再構築できることに興奮を隠せないでいる。
フラナガンの参加は、このシリーズに新たな方向性をもたらすことを意味しており、彼の新しいエクソシスト映画は『エクソシスト 信じる者』の続編にはならない。代わりに、エクソシストの世界観の中で独自のストーリーを展開することになる。新作のプロデューサーには、インタレピッド・ピクチャーズのトレバー・メイシーとフラナガンのレッド・ルーム・ピクチャーズが名を連ね、ブラムハウスがサポートする。ブラムハウスの創設者兼CEOのジェイソン・ブラムは、フラナガンのビジョンを称賛し、新プロジェクトに熱意を示した。この変更により、1973年の原作映画でエレン・バーステインが演じたキャラクターのストーリーを継続することを目指していた『エクソシスト 信じる者』の続編計画は事実上キャンセルされることになる。フラナガン監督のもとでの新しい方向性は、この象徴的なホラー・フランチャイズに、新鮮で大胆なアプローチをもたらすことを約束している。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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