エディ・レッドメインの『キャバレー』のエムシーがトニー賞の観客を二分

人気のブロードウェイチケットの主役は、「おいしくて魅惑的」から「腐ったプレッツェル」まで、あらゆる呼び名で呼ばれている。

エディ・レッドメインによるブロードウェイ・リバイバル版『キャバレー』（現在のタイトルは『Cabaret at the Kit Kat Club』）でのエムシー役の演技が、賛否両論を巻き起こしている。オーガスト・ウィルソン劇場で初演されたレッドメインの演技は、レベッカ・フレックナルの演出により、ジョエル・グレイやアラン・カミングによる以前の解釈とは大きく異なっている。一部の批評家は、レッドメインのバージョンを魅惑的で革新的だと称賛し、彼の演技をキャラクターの魅惑的で抽象的な体現に例えた一方で、他の批評家は、それを過度に奇妙で断片的だと感じ、狂気の人形劇にたとえた。意見が分かれているにもかかわらず、このショーは観客の共感を呼び、トニー賞にノミネートされた後、ブロードウェイで最も興行収入の高い作品となった。

批評家のレビューは大きく異なる。ウォール・ストリート・ジャーナルはレッドメインの演技を「おいしくて魅惑的」と称賛し、ニューヨーク・タイムズは複数の人格を体現する彼の多才さを評価した。対照的に、ヴィレッジ・ヴォイスは奇妙さを批判し、ザ・ラップはそれを仕草の混沌としたごった煮だと一蹴した。それでも、この作品はミュージカル部門の最優秀舞台デザイン賞を受賞し、引き続き多くのチケット販売を記録している。『Merrily We Roll Along』に最優秀ミュージカル・リバイバル賞を譲ったものの、レッドメインのエムシーは劇場関係者の間で話題となり続けている。彼の議論を呼ぶ演技についてあなたはどう思うか？

レッドメインの議論を呼ぶエムシーについてあなたの考えは？

Eddie Redmayne and the cast of #Cabaret perform together at the 2024 #TonyAwards pic.twitter.com/6rYwDIRK4c

— The Hollywood Reporter (@THR) June 17, 2024

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

【関連記事】

• ダニエル・ラドクリフら6人の豪華俳優陣が米THR「Tonys Roundtable」に集結！
• エディ・レッドメインが語る、「キャバレー」での観客との交流について