シャロン・ストーン、タオルミーナ映画祭で生涯功労賞を受賞
シャロン・ストーンが、第70回タオルミーナ映画祭の閉会式で生涯功労賞を受賞することが判明した。
このタオルミーナ映画祭では、シャロン・ストーンにCariddi d’oro alla careera(生涯功労賞)を授与する。この賞はこれまでにジェシカ・ラング、ロバート・デ・ニーロ、トム・クルーズ、ソフィア・ローレン、ニコール・キッドマン、リチャード・ギア、コリン・ファース、イザベル・ユペール、ジーナ・ロロブリジーダといった著名な俳優たちが受賞している。
このスターでありプロデューサーであるシャロン・ストーンは、「スクリーン上で女性であることの意味を再定義し、数十年にわたり世界的な文化のアイコンとなった」というテーマで、記者や観客と対話を行う予定だと、タオルミーナ映画祭の主催者が発表した。
「シャロン・ストーンのタオルミーナ映画祭への出演は、マルコ・ファランカによって企画されており、1992年に『氷の微笑』のイタリアプレミアが開催された際、彼女が初めてこの映画祭に出席したことを記念している」
1980年にウディ・アレンの『スターダスト・メモリー』でカメオ出演しデビューした後、ストーンは1990年代に『トータル・リコール』でアーノルド・シュワルツェネッガーと共演し、特にポール・バーホーベン監督の『氷の微笑』でのアイコニックな役柄、キャサリン・トラメル役で世界的に有名になった。
その後、フィリップ・ノイス監督のスリラー映画『硝子の塔』、そしてレオナルド・ディカプリオと共演した西部劇『クイック&デッド』、マーティン・スコセッシ監督の『カジノ』で主演し、この作品で彼女はゴールデングローブ賞主演女優賞とアカデミー賞のノミネートを受けている。
「シャロン・ストーンは常に市民権に関する問題に取り組み、エリザベス・テイラーによって設立されたAIDS研究を支援するためのamfARのスポークスパーソンとして、ほぼ30年間にわたり活動してきた」と、タオルミーナ映画祭の主催者は彼女の功績を強調した。
タオルミーナ映画祭は7月12日~19日に開催される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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