ビリー・アイリッシュ、トランプ当選を受け「女性を深く憎む人物が大統領に」
ビリー・アイリッシュは水曜日の夜、ナッシュビルでのコンサート中に、2024年の大統領選挙の結果についてファンに語りかけた。2024年アメリカ大統領選挙ではドナルド・トランプがカマラ・ハリスに勝利して大統領に返り咲いた。
ハリスを支持していたビリー・アイリッシュはステージ上で、「今日のこの日、このショーをすることが信じられないような気持ちだったけれど、日が進むにつれて、こういう時だからこそ皆と一緒にこうしていられることが特別なことだと思えるようになった。皆を本当に愛しているし、この空間で皆が安全で守られていると感じてほしい」とファンに伝えた。
その後、兄であり、度々コラボ活動をするフィニアス・オコネルと一緒に書いた楽曲を演奏すると述べ、その曲は「この世界に存在する女性への虐待」について、ビリー・アイリッシュ自身や彼女の周囲の人々が経験したことに基づいていると説明した。
「正直に言うと、虐待の経験がない女性には一人も会ったことがありません。私自身もいろいろと経験してきて、利用されたこともあり、礼儀正しく言うと境界を超えられたこともあります」
続けて、「今、ええと、有罪判決を受けた捕食者と言いましょうか…心臓がドキドキしています。女性を深く憎んでいる人が、もうすぐ大統領になろうとしているんです。この曲はすべての女性たちに捧げます」と話した。
以前、ビリー・アイリッシュが副大統領を支持した際には、「カマラ・ハリスとティム・ウォルズに投票するのは、私たちのリプロダクティブ・フリーダム(生殖の自由)、地球、そして民主主義を守るためです」と語り、「自分の命がかかっているような気持ちで投票してください。実際そうなんです」と訴えた。
兄フィニアス・オコネルも「過激派が私たちの生活、自由、未来を支配するのを許してはいけません。彼らと危険な『プロジェクト2025』の議題を阻止する唯一の方法は、投票してカマラ・ハリスを選出することです」とコメントしている。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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