ルッソ兄弟:『アベンジャーズ』次作は「過激」な展開に?

Russo Brothersは非常に急進的な新しい「アベンジャーズ」映画をからかいます
『エレクトリック・ステイト』のプレミアに出席した(左から)A・ルッソとJ・ルッソ兄弟 写真:Matt Winkelmeyer/Getty Images for Netflix
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月曜日、彼らの手がけた新作映画『エレクトリック・ステイト』のプレミアに登場したルッソ兄弟が、『アベンジャーズ』次回作(『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』と『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』)について気になる発言をした。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)および『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にてメガホンを取った兄弟は、シリーズ次作にて続投することが伝えられている。その次回作については、かつてトニー・スターク/アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役で出演することが伝えられている中、ジョー・ルッソがシリーズに新キャラクターを追加した意図について米『ハリウッド・リポーター』に対し、次のように語った。

「私たちはいつも新顔を探してきました。というのもこれから皆さんにお届けするのは新しい物語ですからね。次回作はきっと皆さんを驚かせるものになるでしょう。私たち自身、そのストーリーを非常にワクワクするものだと感じていると同時に、ある意味では過激だとも感じていて、きっと観客に対して挑戦状を突きつけるようなものになるのではないかと思っています」

 なんとも思わせぶりなコメントで『アベンジャーズ』の新作が待ち遠しくなるが、そんな兄弟が今のところ専念しているのは『エレクトリック・ステイト』だ。同作ではミリー・ボビー・ブラウン演じる孤児の少女が、生き別れた兄を探してミステリアスなロボットやクリス・プラット演じる風変わりな放浪者と共にアメリカ西部を旅するという物語が描かれる。

同作はシモン・ストーレンハーグによる小説を原作としているが、兄弟はその「非常に壮大なテクノロジーをめぐるテーマ」を気に入ったそう。ジョーによれば「この物語はテクノロジーに囲まれる中で私たちが自分自身を見失わずに、他者と繋がることの大切さ」を描いたものなのだとか。またアンソニー・ルッソは「今のところこの映画の続編についての具体的なアイデアはありません」としながらも、「世界は探検するためにあると言いますから、ここ(『エレクトリック・ステイト』の世界)も探検する機会があるといいですね」とシリーズ化の可能性を否定しなかった。

また、同作の主演を務めるブラウンは『アベンジャーズ/エンドゲーム』撮影中のルッソ兄弟を訪ねた時のエピソードを振り返り、「本当に素晴らしい経験でしたし、何というか、心から彼らの作品に出たい、一緒に仕事をしてみたいと思っていたので、その意味で今回はこれから一緒にどんなことができるかを探っていく上での『キックオフ』になりました」と期待を語っている。ブラウンはかつてマーベル・シネマティック・ユニバース出演の可能性について訪ねられた際に、「台本を読まずにノーとは言いませんよ」と意味深な発言をしていただけに、今後の展開にも注目だ。

ブラウンやプラットと共に、スタンリー・トゥッチやジャンカルロ・エスポジートなど豪華キャストが出演する『エレクトリック・ステイト』は3月14日よりNetflixにて配信される。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル(英語)はこちら

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