ベン・アフレック、ジェニファー・ロペスとの離婚を振り返る

ベン・アフレックがジェニファー・ロペスとの離婚について、その胸中を明かした。
火曜日に発売された『GQ』誌の特集にて、アフレックはロペスの制作したドキュメンタリー『グレイテスト・ラブストーリー・ネバー・トールド』(2024)に参加したこと裏側などについて語った。同作はロペスが彼女の最新アルバム制作に至るまでの道のりを赤裸々に語るもので、そこではアフレックとの20年間に及ぶ結婚生活などの内容も含まれていた。
アフレックは、ドキュメンタリーへの参加をOKした決断の背景について次のように語っている。
「なんていうか『OK、もし俺がこれに参加すれば、正直に話すことができるだろうし、みていて面白いものにもなるだろう』という感じでしたね。というのもそれがある種の面白いテストみたいなものだと思えたんです。前にもお話ししたかもしれませんが、私は私以上にセレブとしての生活をうまく器用にこなしてきたような人々なんて沢山いると思っていました。私にとってはジェニファーもその一人です。私の性格は彼女に比べてちょっと控えめで、シャイですからね。人間関係においてはよくあることでしょうが、私たちはこういう物事について必ずしも意見が一致しなかったということです」
またアフレックは、もう自身の考えや気持ちに迷いはないとした上で、プライベートな事柄に関して打ち明けるのも「私の本当の気持ちや意図がちゃんと伝わるのであれば」全く苦ではないそうだ。
「私が本当に尊敬しているということが(ロペスに対して)明確に伝わっていればいいと思いました。その上で、人が公私を隔てる境界線に近づくことについてどれだけ耐性があるかという点で、私たちが持っている視点における違いのようなものを占ったり、探ったりしたいと思うようになったんです。ですがここであなたにお話しすることは決して悪意だとか偏見みたいなものを示唆するわけではないということはわかっていただきたい。私はただただ(彼女に対して)リスペクトしかありませんから」
更にアフレックは世間の人々の間に「離婚話を耳にすると、その根本的な原因みたいなものを探りたがる傾向がある」としつつ、彼とロペスの関係に関して言えば「きっと皆さんが信じられないし、つまらないと思うくらいにはありきたりな」理由で離婚に至ったのだとその裏側を語った。
「スキャンダルもないし、ドラマも、面白い話もありません。よく『どうしたの』と聞かれますが、実際のところ『これはこうなんだ』っていうはっきりした説明なんてできませんよ。ただ二人の人間が皆さんと同じように人生や人間関係について悩んだ末にこうなったという話です。歳を重ねるごとに、そういうものなんだと私は思えるようになってきましたし、皆さんもきっとそうなんじゃないでしょうか。きれいな「これがこうでこうなった」とか「あれが一大転換点だった」みたいなものはありません。私たちの場合もっと、カップルのセラピー治療みたいなものでしたし、皆さんだってそんなものは聞かされたくないでしょう?一方で誰かが「よし、こいつには明らかにこういう問題がある、あいつらはこういう問題を抱えている」って言ってる中で、私が何も話したがらないというのはちょっと恥ずかしいし、私もいい気分はしません」
ロペスとアフレックは2002年の11月に婚約してから『ジーリ』(2003)や『世界で一番パパが好き!』(2004)で共演を果たしており、二人はセレブカップルとして世間を賑わせた。しかし交際2年後に二人は破局。
しかしそれから20年近くが経った2022年、ロペスとアフレックは復縁と再びの婚約を報告した。当時二人がジョージア州で計画された結婚式をストレスからすっぽかし、ラスベガスで過ごしていたというエピソードも記憶に新しい。
しかし彼らの蜜月も長くは続かず、ロペスは昨年、再び離婚を申請した。彼女が書類を提出したのは皮肉なことに、2度目の結婚記念日だったのだとか。
離婚の裏側はどうであれ、両者がそれぞれの充実した人生を歩んでくれることを願うばかりだ。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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