ジョージ・クルーニー主演舞台『グッドナイト&グッドラック』がブロードウェイ週間新記録を樹立

ジョージ・クルーニー主演の舞台『グッドナイト&グッドラック』が、先週の興行収入で約424万ドル(約6億1,480万円)を記録し、自身の持つブロードウェイ演劇の週間最高記録を再び更新した。
公演は2025年6月8日に終了予定で、日本時間6月8日(日)午前8時からは日本の国際ニュース専門チャンネル「CNNj」では、現地NYのウィンターガーデン劇場から生中継が予定されている。
『グッドナイト&グッドラック』が牽引するトップ興行
本作『グッドナイト&グッドラック』は常に満席を維持しており、先週の平均チケット価格は339ドルだった。一方で、ジェイク・ギレンホールとデンゼル・ワシントンが出演する『オセロ』は350万ドル(約5億750万円)で2位となった。『ウィキッド』や『ライオン・キング』『摩天楼を夢みて』もそれぞれ約200万ドル(約2億9,000万円)以上の成績を収めた。
トニー賞授賞式で注目集まる舞台
また、トニー賞授賞式も6月8日に開催される予定で、『サンセット大通り』『オペレーション・ミンスミート』『ジャスト・イン・タイム』など、多数の作品がライブパフォーマンスを行う。受賞や露出によって、興行成績の押し上げが期待されている。『グッドナイト&グッドラック』も、放送による注目効果でさらに動員を伸ばす可能性がある。
業界全体は減収傾向も一部に好調作品
業界全体では先週、総収益が前週比5%減、観客動員数は2.5%減だった。しかし、『メイビー・ハッピー・エンディング』『パーパス(原題)』『オセロ』『サンセット大通り』など一部の作品は増収を記録した。
新作や復調作も健闘
さらに、サラ・スヌーク主演の『ドリアン・グレイの肖像』も、公演数が6回から8回に戻ったことで、36万ドル(約5,220万円)以上の増収となった。ジーン・スマート主演の一人芝居『コール・ミー・イジー(原題)』も初の7公演を実施し、約46万ドル(約6,670万円)を稼いだが、動員率は94%から67%に落ち込んだ。一方で、『グッドナイト&グッドラック』は最後まで勢いを保ち、記録的な成功を収めている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら
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