寺尾聰、主演映画『父と僕の終わらない歌』ロケ地の横須賀にサプライズで凱旋

寺尾聰、横須賀にて
寺尾聰、横須賀にて
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俳優の寺尾聰が7日、主演映画『父と僕の終わらない歌』のロケ地である神奈川・横須賀にサプライズで凱旋した。

寺尾にとっては16年ぶりの主演映画。小泉徳宏監督の「寺尾さんの代表作にする」という口説き文句を意気に感じて出演を決めたこともあり思い入れも強い。「こんなに駆け回ったことはない」と言うほど、全国で宣伝活動を展開してきた。

映画『父と僕の終わらない歌』主演の寺尾聰
映画『父と僕の終わらない歌』主演の寺尾聰

アルツハイマー型認知症を患った父の、歌手になりたかった夢を息子や家族、友人たちがかなえようとする物語。5月23日に全国で公開され、主要舞台となったドブ板通り商店街に近い横須賀HUMAXシネマズには寺尾が息子役の松坂桃李が着用した衣装などが展示されており、全国で動員数No.1の盛況ぶりを見せている。

寺尾は6日にニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に映画の告知を兼ねて生出演。その際、「たくさん宣伝をしてきたが、今度は突然劇場に行って足を運んでくれたお客さんに直接感謝を伝えたい」と宣言。その翌日、まさに有言実行の形で同館を訪れた。

主演映画の劇場を訪れた、寺尾聰
主演映画の劇場を訪れた、寺尾聰

一切の告知はなく、上映後に見終わった観客がロビーに出てくると、目の前にはそれまでスクリーンで見ていた主演俳優の姿が。「信じられない」、「えっ、本物だ」、「ずっとファンでした」、「映画、たくさん泣きました。最高でした」など驚きと興奮の歓声が上がる中、寺尾は「ありがとう。本当にありがとう」と一人一人と握手を交わし、謝意を伝えた。

映画館のスタッフにもねぎらいの言葉をかけ、記念写真を撮るなどファンサービスに努め、「いやあ、うれしいね。楽しかった」と満足げな笑みを浮かべた寺尾。帰り際、「次はどこに行こうかなあ」とさらなるサプライズ敢行にも意欲を見せていた。

横須賀にサプライズ凱旋した寺尾聰
横須賀にサプライズ凱旋した寺尾聰

記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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