『ストリートファイター』実写版映画に50セント参戦、豪鬼役やリュウやチュン・リー役など全キャストまとめ

『ストリートファイター』実写映画、遂に始動
ラッパーから俳優、そして実業家へと多彩な顔を持つ50セント(本名:カーティス・ジャクソン)が、レジェンダリー・エンターテインメント制作によるカプコンの名作ゲーム『ストリートファイター』の実写映画化プロジェクトに参加することが明らかになった。
映画『ストリートファイター』個性豊かな豪華キャスト陣
今回の『ストリートファイター』実写映画には、多様性に富んだキャスト陣が集結している。ハリウッドトップ俳優のジェイソン・モモアがブランカ役を演じるほか、人気俳優のノア・センティネオがケン役、カントリーシンガーのオーヴィル・ペックがベガ役を担当する。
さらに、WWE (ワールド・レスリング・エンターテイメント)のスーパースターとして知られるジョー・アノアイ(リング名:ローマン・レインズ)が悪役の豪鬼役、武道家でもある俳優アンドリュー・小路(『ウォリアー』出演)が主人公リュウ役を演じる。春麗(チュン・リー)役には『プレゼンス 存在』(2024)のカリーナ・リャンがキャスティングされている。
50セントが演じるバルログ
50セント(本名:カーティス・ジャクソン)が演じるのは、元ボクサーで現在は悪役の用心棒として活動するバルログというキャラクターである。関係者によると、彼はこの役に向けて本格的なトレーニングを積んでおり、映画では自らスタントアクションを行う予定だという。
レジェンダリー・エンターテインメント側はコメントを控えているが、制作陣の本気度が伺える配役となっている。
制作体制と撮影スケジュール
コメディ番組『エリック・アンドレ・ショー』で知られるキタオ・サクライが監督を務め、8月からオーストラリアで撮影が開始される予定である。レジェンダリー・エンターテインメントはカプコンと共同で開発・制作を進めており、詳細なプロット情報は現在のところ公表されていない。
ゲーム『ストリートファイター』シリーズの歴史と影響
『ストリートファイター』は1987年にアーケードゲームとしてスタートし、1991年の『ストリートファイターII』で1対1の格闘ゲームに革命をもたらし、ポップカルチャーの頂点に達した。シリーズ最新作『ストリートファイター6』は2023年6月にリリースされ、2023年ゲームアワードで最優秀格闘ゲーム賞を受賞している。
50セントの多岐にわたる活動実績
グラミー賞受賞者でもあるラッパーの50セントは、3000万枚以上のアルバム売上を誇るアーティストとして知られているが、Starz(スターズ)の人気ドラマ『POWER/パワー』シリーズ(2014-2020)をヒットさせ、テレビ界でも一大勢力を築いた人物としても知られている。
50セントが設立した制作会社G-Unit Film & Televisionは、ABCの『フォー・ライフ』(2020–2021)やエミネムも出演したStarzの『BMF』(2021-)シーズン4の制作を手がけている。
2024年、ジャクソンはライオンズゲートと提携し、「50セント・アクション」というFAST(Free Ad-supported Streaming TV)チャンネル(無料広告付きチャンネル)を立ち上げた。このチャンネルは、同じく広告付き無料ストリーミングサービスのRokuやLGのスマートテレビ内チャンネルにおいて、ナンバーワンのアクションチャンネルに選ばれるという快挙を成し遂げている。
多様性に富んだキャスト陣と確かな制作体制で進められる『ストリートファイター』実写映画化プロジェクトは、ゲームファンのみならず映画ファンからも大きな期待を集めている。50セントの本格的なアクション挑戦と共に、8月からの撮影開始が待ち遠しい作品である。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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