ジェニファー・アニストンが語る、故マシュー・ペリーへの深い愛と別れの想い

ジェニファー・アニストンは、2023年に亡くなった『フレンズ』(1994~2004年)の共演者マシュー・ペリーについて、「彼が亡くなるずっと前から喪に服していたような気持ちだった」と語った。
最近の『ヴァニティ・フェア』誌のインタビューで、アニストンはコートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブランク、デヴィッド・シュワイマーら他の共演者たちと共に、長年にわたり依存症と闘っていたペリーを支えようとした経験について明かした。
「私たちはできる限りのことをした。しかし、マシューの病との闘いは彼自身にとって非常に過酷で、私たちやファンにとってもつらいことだった。だからこそ、マシューを失うことを長い間悲しんでいたように感じる。そして、これは苦しいことではあるが、ある意味ではこれで良かったのかもしれないと思っている」と述べた。
『ザ・モーニングショー』(2019年~)で主演を務めるアニストンは、「マシューがもうあの痛みから解放されたことがうれしい」と語った。
ペリーは54歳で亡くなり、報告では死因にケタミンの急性中毒の影響と溺死の要因が含まれるとされている。ペリーは自身の回想録『Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing』の中で、友人たちがどのように自分を支えてくれたかを語っている。
また2022年には、ダイアン・ソイヤーとのインタビューで、依存症との長い闘いの間、もっとも頻繁に連絡をくれたのはアニストンだったと明かした。その闘いは、1994年から2004年まで放送された人気コメディドラマ『フレンズ』の初期の頃にまでさかのぼる。
ペリーの死後、アニストンは亡き友人であり共演者への感動的な追悼文を発表した。2023年11月、インスタグラムにこう投稿した。
「私たちの“マティ”に別れを告げなければならないなんて、これまで経験したことのない感情の波に襲われている。人生の中で、誰しもがいつか喪失を経験する。命を失うこともあれば、愛を失うこともある。その深く愛した人がいたことへの喜びや感謝の瞬間を感じられるよう、この悲しみの中にしっかりと身を置くことが大切だ」
アニストンは続けてこう語った。
「私たちは彼を深く愛していた。彼は私たちのDNAの一部のような存在だった。いつだって私たちは6人でひとつだった。これは、私たちが選んだ“家族”であり、私たちがどんな人間になり、どんな道を歩むのか、その運命を永遠に変えた存在だった。マティは、人を笑わせることを心から愛していると自覚していた。彼自身が言っていたように、『笑い声が聞こえなければ、自分は死んでしまうと思う』と。文字通り、彼の人生はそれにかかっていた。そして彼は、その使命を見事に果たした。私たち全員を笑わせ、しかも心の底から笑わせてくれたのである」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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