『エイリアン:ロムルス』続編、フェデ・アルバレス監督は降板へ|製作には参加

フェデ・アルバレス監督
フェデ・アルバレス監督 写真:Kate Green/Getty Images
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1年前、フェデ・アルバレス監督は『エイリアン:ロムルス』(2024年)でシリーズを復活させ、好評を博した。同作は全世界で3億5,000万ドル(約516億円)を超える興行収入を記録し、20世紀スタジオは素早く続編の企画開発に着手。脚本はアルバレスが執筆し、自ら監督を務めると見られていた。

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しかし今回、アルバレスは自らカメラの後ろに立たないことを明らかにした。主演ケイリー・スピーニー続投する次回作は、新たな監督の手に委ねられることになる。

「実は『ロムルス』の続編の脚本は完成したばかりなんだ。でも今回は監督としてではなく、バトンを渡すことにした。私はリドリー・スコットと一緒に製作を務める予定で、現在新しい監督を探しているところなんだ」とアルバレスは米メディア『TooFab』に語っている。

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アルバレスは『エイリアン:ロムルス』の共同脚本家ロド・サヤゲスと共に、続編の脚本を執筆した。

公開当時、アルバレスは米『ハリウッド・リポーター』に対し、物語の続編構想がすでに存在していると明かしていた。映画は、生き残った2人の主人公が「イヴァガ」へと向かう場面で幕を閉じている。

「私の考えとしては、2年で続編を作るべきではない。観客が“本当に見たい”と思うまで待つべきなんだ」とアルバレスは当時語っている。「『エイリアン』(1979年)と『エイリアン2』(1986年)を思い出してほしい。両作の間には7年の時間がある。しかし我々には、この物語がどこへ進むべきかについて、明確なアイデアがある」

『エイリアン』と姉妹フランチャイズである『プレデター』は近年、再び注目を集めている。『エイリアン:ロムルス』やFXのシリーズ『エイリアン:アース』、さらに『プレデター』シリーズでは『プレデター:ザ・プレイ』(2022年)、そしてエル・ファニング主演で11月7日世界同時公開予定の『プレデター:バッドランド』といった新作がそれを後押ししているのである。

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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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