スター・ウォーズ新章『マンダロリアン&グローグー』予告編公開
ディズニーは現地時間木曜、映画『マンダロリアン&グローグー』の初公開ティーザー予告編を解禁した。本作は『マンダロリアン』のスピンオフ映画であり、スター・ウォーズの劇場版作品としては6年ぶりとなる。
『マンダロリアン』から劇場へ
本作はDisney+の人気シリーズ『マンダロリアン』の映画化作品で、ペドロ・パスカルが再びディン・ジャリン(マンダロリアン)役で登場。銀河を共に旅する相棒はもちろん、小さな“ベビー・ヨーダ”ことグローグーだ。
公開された映像は、これまでのスター・ウォーズ映画とは一味違う軽快でファミリー向けの雰囲気に満ちている。とりわけグローグーの登場シーンが多く、登場人物の大半はマスクやクリーチャー、ドロイドに覆われており、人間の顔が明確に映るのは、反乱同盟軍の大佐を演じるシガニー・ウィーバーただ一人である。
当初は先週公開予定だったが、ディズニーが直面しているジミー・キンメル関連の報道の影響からか、予告編の公開は繰り返し延期されたと報じられている。
豪華キャストと制作陣
監督を務めるのはシリーズ生みの親ジョン・ファヴロー。脚本はファヴローとデイヴ・フィローニが共同で手掛ける。キャストには、ジェレミー・アレン・ホワイトがジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハット役、ジョニー・コインが帝国の将軍役で出演する。
『マンダロリアン』は『スカイウォーカーの夜明け』(2019)の公開から約1か月後にDisney+で配信を開始し、同サービスの看板作品となり、これまでにシーズン3まで制作されている。映画版はルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディと最高クリエイティブ責任者フィローニがプロデュースを担当する。
スター・ウォーズ復活の試金石に
『マンダロリアン』は、スター・ウォーズが小さなスクリーンでも成功することを証明した作品として評価されている。しかし皮肉にも、今度は「劇場版スター・ウォーズがまだ通用するのか」を試す立場にある。近年の映画シリーズは興行成績の低迷からディズニーが新作製作を控えていたが、本作が再び観客を劇場に呼び戻せるかどうかが注目されている。
今後のスター・ウォーズ映画計画
ルーカスフィルムは、単独作品『スター・ウォーズ:スターファイター』も進行中だ。『スカイウォーカーの夜明け』から5年後を舞台に、ショーン・レヴィが監督を務め、主演にはライアン・ゴズリング、マット・スミス、ミア・ゴス、エイミー・アダムスら豪華キャストが名を連ねる。北米公開は2027年5月28日を予定。
ファヴローのコメント
ファヴローは昨年のディズニー・ファンイベントD23のレッドカーペットで、次のように語った。「大スクリーンというスケールで、すでに多くの人に愛されているキャラクターたちを新しい冒険へと連れていけるのは特別なことだ。番組開始当初から見守ってくれたファン、そしてスター・ウォーズの最初から付き合ってくれているファンに報いる物語でありながら、映画館という場だからこそ新しい観客に出会えるチャンスでもある。グローグーは子どもたちに圧倒的に知られているキャラクターであり、彼を通じて新しい世代を映画館に連れて行けるのは素晴らしい機会だ」
『マンダロリアン&グローグー』は、2026年5月22日に全米公開予定である。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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