ドウェイン・ジョンソン、『The Smashing Machine』の興行不振にコメント「興行成績はコントロールできない」

『The Smashing Machine(原題)』 写真:A24
『The Smashing Machine(原題)』 写真:A24
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ドウェイン・ジョンソン主演、ベニー・サフディ監督・脚本によるA24作品『The Smashing Machine(原題)』が週末に全米で公開された。オスカーへの期待値も高い作品だったが、オープニング興行成績は600万ドル(約8.8億円)にとどまる結果となった。これはジョンソンのキャリアにおける過去最低のオープニング興行成績だ。

日本時間10月7日(火)、ジョンソンはインスタグラムを更新し、この興行成績についてコメントした。

『The Smashing Machine』を観ていただいて皆様には、心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。物語の中の世界では、興行成績の結果をコントロールできません。しかし、自分の演技や、自分を完全に消して物語の世界へ行くという覚悟はコントロールできると気づきました。そして、私は常にそうした機会に飛び込みます。

監督のベニー・サフディのために、この役を演じることができて光栄でした。兄弟よ、私を信じてくれてありがとう。

実を言えば、この映画は私の人生を変えてくれました。深い感謝と敬意、そして大きな共感を込めて。

同作でジョンソンは、UFC殿堂入りを果たした格闘家マーク・カーを演じている。カーの当時の恋人役はエミリー・ブラントが演じた。同作は今年のヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映されると大きな反響を呼び、オスカー有力候補としてジョンソンとブラントの名前が挙がった。

ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラント(第82回ヴェネツィア国際映画祭にて)
ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラント(第82回ヴェネツィア国際映画祭にて) 写真:JB Lacroix/FilmMagic

批評家のジョーダン・ミンツァーは米『ハリウッド・リポーター』で、ジョンソンの演技を次のように評した。「リングで勝利を収めた後でも依存症や失恋に悩み、苦しみ続ける心優しい戦士として、やりすぎることなく深みに迫る演技で観客を魅了している」

カーは米『ハリウッド・リポーター』のインタビューで、出会った人たちとの繋がりを重視するというジョンソンを称え、「彼は会話の中で、完全に相手に奉仕しています。それはただただすばらしいことです」と語った。

※為替レートは2025年10月7日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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