堂本剛、ストシン愛が爆発!『ストレンジャー・シングス 5』ダファー兄弟と激熱対談 ――「結末で泣きすぎないで」ファンへ向けたアドバイスも
Netflixで独占配信中の大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。このたび、本作のショーランナーであるマット&ロス・ダファー兄弟に対し、本作の熱狂的なファンであるアーティストの.ENDRECHERI.こと堂本剛がインタビューを実施した特別映像が公開された。
最終章となる『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』VOL 1(第1~4話)は先月に配信が開始され、わずか5日間で視聴回数5960万回を記録し、Netflix英語作品史上最高の初週視聴数を達成した。
▼7年間温め続けた結末…ブレなかった最後の20分
世界中が注目する最終章の展開について、堂本剛が尋ねると、マット・ダファーは驚くべき事実を明かした。「結末のシーンはずっと思い描いていたもので、7年ほど温めました。道しるべがあったおかげでブレなかったんです。シーズン5の内容は当初の予定とは違いますが、最後20分間は思い描いていた通りです」
この回答に堂本は拍手とともに驚きの声を上げ、「思い描いていても物作りでは、その通りにできないことの方が多いと思いますが、『これだ!』という結末が揺るがなかったということですよね」とクリエイターならではの感想を述べた。
ロス・ダファーは、構想を貫けた理由についてこう語る。「作品の人気が出るに連れていろんな意見を耳にし、周囲からの期待も感じました。でも、ある段階ですべてを遮断し、信頼できる仲間との空間に身を置く。そうすることで信念を貫けます」
▼終わりから始める物語創作…クリエイターたちの共通点

自身の創作活動で「始まり」と「終わり」をテーマにメッセージングを組み立てることが多いという堂本剛のアプローチ法に、マットは共感を示した。「僕らのやり方も似ています。最終シーズンでは、終わりから描き始めました。最後を固めてから最初に戻って物語を展開していったんです」
ロスは、さらに制作秘話を明かす。「最も重視したのが、物語をどう着地させるかです。それはシーズン1でも同じで、そこから積み上げていき方向性が見えると、新たな可能性が生まれます。最初と最後が決まれば中間部分は自由に創作できて、その間の物語が結末へと自然に導いてくれます。シリーズだからこそ物語に変化を加え、登場人物に方向性を委ねられました」
また、インスピレーションの源についても話題は広がった。お風呂でひらめくという堂本に対し、ロスとマットはそれぞれの創作スタイルを披露する。ロスは「僕らは散歩が好きです。本作の核となるアイデアは、近所を散歩中にひらめきました。動いている時やシャワー中、運転中など脳が無の領域に入るとアイデアが生まれます」と語り、マットは「それと脚本を書くときは音楽が欠かせません。2人とも音楽をかけます。主に歌詞のないインスト曲です。そのときの気分に合わせて」と続けた。
▼堂本剛「最終話が見られないかも」…感動的な撮影最終日

作品への深い愛情を示す堂本剛は、茶目っ気たっぷりにこう相談した。「友人と今後のストーリー展開を想像するだけでちょっと泣けてきちゃうくらいこの作品に感情移入しちゃってるんで、『最終話が見られないかも』ってずっと本気で思っているんですけど、最終話を見る方法だけ教えてもらっていいですか?」
マットはこの質問に、最終日の撮影エピソードを交えながら答えた。「ウソじゃなく感情を揺さぶられる内容です。書くのも撮るのもつらかった。ともに作品を作った10年は、子役にとっては人生の半分です。家族同然なので別れはつらかったです。撮影の最終日にどの役者も最後のシーンを撮影していましたが、毎回感情が込み上げて皆泣いていました。作品とともに成長してきたファンなら、最終話は悲しいはずなのでティッシュの用意をしてください。話すだけで泣けてくるなんて心配です」
▼日本文化への深い愛情…作品のDNAに組み込まれた要素
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インタビュー後半では、堂本剛から好きな日本料理を尋ねられると、マットが「寿司です!ダントツです」と即答。堂本は「時間があったら、めっちゃ食べてほしいお寿司があるので、お店だけ教えときましょうか?」と提案し、2人は満面の笑みで「ぜひとも!」と応じた。
日本のファンへのメッセージとして、ロスはこう語った。「日本の文化はこの作品に大きく影響していて欠かせない要素です。今回来日して実感したことは、日本に多くのファンがいたことです。本当に光栄に感じるし、夢みたいだけど完璧です。最終シーズンを楽しんで。結末で泣きすぎないで」
マットは日本カルチャーへの愛を惜しみなく披露した。「僕からも観てくれた皆さんに心から感謝します。ロスが言うように、日本から最も影響を受けました。本作は80年代のアメリカの文化と日本のポップカルチャーが作った作品です。僕にとって日本のビデオゲームやアニメ、漫画は人生の一部で、この作品のDNAに組み込まれています」
先日開催されたファンフェスタでは、マットが堂本と本作とのコラボレーションアイテムを着用して登場したことも話題となった。世界をまたにかけて活躍する2組のクリエイターの出会いは、今後の創作活動にどのような影響を与え合うのか注目される。
▼最後の冒険へ!年末年始に向けたカウントダウン
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7年という長い歳月をかけて思い描かれてきた結末へのカウントダウンはすでに始まっている。マットが「感情を揺さぶられる」と語るラストで、登場人物たちを待ち受ける運命とは何なのか。
Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』VOL1(第1~4話)は独占配信中、VOL2(第5~7話)は12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話)は2026年1月1日(木)10時より世界独占配信。
記事/和田 萌

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