【実写化・アニメ化】原作マンガおすすめ10選|ハリウッド実写映画化『僕のヒーローアカデミア』から『SAKAMOTO DAYS』まで
いまやマンガは世界に誇る日本を代表する文化だ。数多くのマンガが実写化・アニメ化され、全世界で劇場公開や配信が行われている。
大好きなキャラクターが、スクリーンの中で命が吹き込まれている姿を見るのは、格別な感動があるだろう。
そこでこの記事では、ハリウッド・リポーター・ジャパンが実写化・アニメ化している作品や、2026年に公開が決定している作品を厳選。
ハリウッドで実写映画化が決定した『僕のヒーローアカデミア』をはじめ、人気キャスト陣を迎えた『SAKAMOTO DAYS』『九条の大罪』など、原作マンガおすすめ10選をご紹介していく。
原作ファンはもちろん、これから初めて作品に触れる人も、この機会にぜひイッキ読みしてみてはいかがだろう。
※本ページはプロモーションが含まれています。
記事で紹介した商品を購入すると売上の一部が THE HOLLYWOOD REPORTER JAPANに還元されることがあります。
『神の雫』

世界的なワイン評論家を父に持つ主人公・神咲雫(かんざきしずく)は、父親に反発して就職するが、新設のワイン事業部に異動することになる。父親が突然この世を去り、遺言には12本の偉大なワイン「十二使徒」と、その頂点に立つ「神の雫」と呼ばれる幻の1本についての記述があった。ワインに興味のなかった雫だが「神の雫」を見つけ出すことを決意する。
原作マンガは全世界シリーズ累計1,500万部を突破。2009年に亀梨和也主演でドラマ化。さらに2023年には⼭下智久が主演を務めた日仏米ドラマ『神の雫/Drops of God』がHuluで配信され、2026年1月よりシーズン2の配信がスタートする。また2026年にはテレビアニメ化が決定。2009年に実写ドラマで神咲雫を演じた亀梨和也が、再び神咲の声優を務めることが発表された。
- 山下智久プロデュース『神の雫/Drops of God』シーズン2、1月23日よりHulu独占配信決定 メインビジュアル&ティザー予告編解禁
- 山下智久主演ドラマ『神の雫/Drops of God』、国際エミー賞で作品賞受賞
『10DANCE』

スタンダード部門の日本チャンピオン・鈴木信也とラテン部門の日本チャンピオン・杉木信也。杉木の提案で二人は互いの専門分野を教え合い、スタンダード5種とラテン5種の全10種目を1日で踊る競技ダンス「10ダンス」に挑むことになる。深夜の教室で行われる2人だけのレッスンで、ぶつかりながらもお互いを認め合っていく。
井上佐藤が手掛けた大ヒットマンガ「10DANCE」をNetflixが実写映画化し、2025年12月18日より配信している。鈴木信也役を竹内涼真、杉木信也役を町田啓太が演じるほか、土居志央梨、石井杏奈らが出演する。監督・脚本を、『るろうに剣心』の大友啓史が手掛ける。
- 社交ダンスの世界描くNetflix映画『10DANCE』配信記念イベント、竹内涼真「世界に飛んでけーという感じ」
- 【Netflix】2025年12月のおすすめ配信作品 ―― 竹内涼真×町田啓太W主演『10DANCE』、『エミリー、パリへ行く: シーズン5』ほか
『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』

不良高校生・桜の喧嘩伝説を描いた人気ヤンキーマンガ。偏差値は最底辺で喧嘩は最強。超不良校として名高い学校・風鈴(ふうりん)高校に、トップを目指して街にやってきた風鈴高校1年生の桜遥(さくらはるか)。そこで風鈴高校が“防風鈴(ボウフウリン)”と名付けられた街を守る集団になっていたことを知る。
2024年4月にテレビアニメ化され、2025年12月には『ブルーピリオド』の萩原健太郎を監督に迎え実写映画化が実現。主人公の桜遥を水上恒司が務め、木戸大聖、綱啓永、八木莉可子らが脇を固めた。
『SAKAMOTO DAYS』

町の商店を営むふくよかな男・坂本太郎。その正体は全ての悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋だった。襲い来る危険から家族と日常を守る坂本の日々を描くバトルアクション。2022年に「全国書店員が選んだおすすめコミック」で6位を獲得し、2025年8月時点で全世界累計発行部数1500万部を突破している。
いま旬の人気マンガ「SAKAMOTO DAYS」の実写映画化が決定し、2026年4月29日に公開される。主人公の坂本太郎を演じるは、Snow Manの目黒蓮。坂本の殺し屋時代の部下・朝倉役を高橋文哉が、坂本の妻を上戸彩が演じる。
『イクサガミ』

明治時代を舞台に、命がけのデスゲーム「蟲毒」に身を投じた猛者たちを描く。剣客・嵯峨愁二郎は、「蟲毒」で出会った12歳の少女・双葉を守りながら東京を目指すが、続々と強敵たちが立ちはだかる。愁二郎は電報で連絡を取った明治政府の大物と合流する。彼から「蟲毒」の黒幕について衝撃の事実を聞かされる。
直木賞作家・今村翔吾が生み出した原作マンガを、『正体』(2024)を手がけた藤井道人が実写化。主演・プロデューサー・アクションプランナーを岡田准一が兼任。藤﨑ゆみあ、清原果耶、東出昌大、染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、山田孝之、一ノ瀬ワタル、吉岡里帆、二宮和也、玉木宏、伊藤英明ほか豪華キャスト陣の共演も見どころだ。2025年11月13日よりNetflixで配信され、シーズン2の制作も決定している。
- Netflixで大ヒット!『イクサガミ』岡田准一が語る、“新感覚サバイバル時代劇”の制作秘話…シーズン2の可能性も?――「時代劇の伝統に敬意を払いながら、現代的に進化」
- Netflix『イクサガミ』シーズン2制作決定!世界的大ヒット時代劇アクションが続編へ
『チェンソーマン』

新時代を切り開くダークヒーローマンガ。騙され借金まみれで、デビルハンターをしながら貧乏な生活を送る少年デンジ。チェーンソーの悪魔のポチタと共にド底辺な日々を生きていたが、ある日残虐な悪魔に狙われてしまう。藤本タツキ原作の本シリーズは累計発行部数3,400万部を突破し、2022年にはTVアニメが放送された。
また2025年には、人気エピソード「レゼ篇」から続く物語がアニメーション映画化された。悪魔の心臓を持ち、公安対魔特異4課で働くデンジが、謎の少女レゼと出会い、翻弄されていく。全米興行収入ランキングでは初登場首位を獲得し、世界興行収入は約68億円を突破している。
- 日本アニメがまたも快挙!『チェンソーマン レゼ篇』米国で初週22億円のロケットスタート│注目3作品が2位を争う【全米興収ランキング】
- 【レビュー】劇場版『チェンソーマン レゼ篇』:予備知識なしでも楽しめる、“究極のエモ×バイオレンス”アニメ映画
『キングダム』

戦国時代の武将たちの生涯を描いた歴史マンガ。時は紀元前、春秋戦国時代。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸で、身寄りのない少年・信と漂は、自らの腕で天下に名を成すことを夢見て修行に励む。2006年より連載が始まり、最新刊78巻が2026年1月19日に発売される。Kindle(電子書籍)でも同日配信スタート。
集英社青年マンガ史上初となる1億1千万部を突破した原作マンガを実写映画化。監督を佐藤信介、主演を山﨑賢人が務める。これまでに『キングダム』(2019)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022)、『キングダム 運命の炎』(2023)、『キングダム 大将軍の帰還』(2024)の4作品が公開。第5作目となるシリーズ最新作は2026年夏に公開予定。
『僕のヒーローアカデミア』

総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界。能力も持たない少年・緑谷出久(通称デク)は、憧れのNo.1ヒーロー、オールマイトと出会いヒーローの資質を見出される。デクは最高のヒーローを目指して名門・雄英校に入学する。
原作マンガシリーズは世界累計発行部数1億部を突破し、テレビアニメ化や劇場版公開を通じて、世界各地で文化的影響力を持っている。さらにハリウッドで実写映画化が決定。『ワンダーウーマン』(2017年)のジェイソン・フックスが脚本を担当。監督を務めるのは、『キングダム』シリーズを手がけた佐藤信介。
『九条の大罪』

『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平が手がけた、闇社会を暴く“悪徳弁護士”ドラマ。厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)は、ビルの屋上でテント生活をしている。ある日、飲酒して轢き逃げをした半グレが、先輩の壬生に連れられて九条のもとを訪ねてくる。
Netflixで待望の実写シリーズ化が決定し、2026年春に世界配信される。主演を柳楽優弥が務め、SixTONESの松村北斗、町田啓太、池田エライザ、ムロツヨシらが脇を固める。
『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』

シリーズ累計発行部数1億2,000万部を突破した、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部。舞台は1890年のアメリカ。半身不随となった元天才騎手ジョニィ・ジョースターは、謎の男ジャイロ・ツェペリの不思議な力に希望を見出し、世紀の大レース『スティール・ボール・ラン』への参加を決意する。
2026年3月19日からNetflixでアニメ版が世界配信される。部族の土地を取り戻すためレースに参加したサンドマン役を水中雅章が、占い師に幸運がくると告げられた農夫ポコロコ役を松田健一郎が務める。
【関連記事】
- KindleUnlimitedで読み放題:おすすめ7選【アニメ化・映画化原作】
- 米批評家が選ぶ!2025年ベスト海外ドラマ&アニメベスト10|『キャシアン・アンドー』『プルリブス』『アドレセンス』…話題作が目白押し
- 2026年公開!邦画の原作小説おすすめ8選 ―― 『汝、星のごとく』、『ほどなく、お別れです』ほか
- 2025年のアニメ映画を総括!キーワードは「多様化・グローバル化」|日本・韓国アニメが世界で注目
- 【プライムビデオ】2026年1月のおすすめ配信作品 ―― 木村拓哉主演『グランメゾン・パリ』、『呪術廻戦』第3期、『ナイト・マネジャー』シーズン2ほか


