ソニー映画、劇場公開後はNetflixで世界独占配信へ ―― 実写版『ゼルダの伝説』も対象に
Netflixとソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は現地時間1月15日、業界初となるグローバル規模のPay-1ライセンス契約を締結したと発表した。これにより、ソニーの長編映画作品は、劇場公開およびホームエンタテインメントでの展開を終えた後、世界中でNetflixが独占的に配信を行うことになる。
本契約は複数年にわたる独占契約で、Pay-1(劇場公開後、最初に行われる定額制配信)として初めて全世界を単一の配信プラットフォームがカバーする点が大きな特徴だ。新たなグローバルPay-1体制は、各地域における既存契約の終了状況に応じて、2026年後半から段階的に開始され、2029年初頭にはNetflixでの全世界配信が実現する見込みとなっている。
▼すでに実績のあるNetflix×ソニーの関係

また、今回の契約には、ソニーの映画およびテレビ作品ライブラリーから、選定されたタイトルの配信権をNetflixが取得する内容も含まれている。
Netflixはすでに米国、ドイツ、東南アジア諸国など一部地域で、ソニー作品のPay-1配信権を保有しており、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』といった作品がヒットを記録してきた。今回の契約は、こうした地域限定の取り組みをグローバルに拡大する形となる。
▼Netflix幹部「世界中の会員に大きな価値」
Netflixでライセンシングおよび編成戦略を統括するローレン・スミスは、「世界中の会員は映画を愛しており、ソニーの多くの人々に愛されてきた作品を独占的に提供できることは、サブスクリプションに大きな価値をもたらします。米国で人気を博した作品群を、世界中の会員に届けられることを楽しみにしています」とコメントした。
一方、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンのグローバル配給担当ポール・リットマンは、「今回の新たなPay-1契約は、Netflixとのパートナーシップを次の段階へと引き上げるものです。劇場公開作品の持続的な魅力を、Netflixのグローバルな視聴者に示すと同時に、当社の独立性と柔軟な事業戦略の強みを改めて示しています」と述べている。
▼『ゼルダの伝説』実写版など注目作が配信予定

新契約のもとでNetflix配信が予定されている作品には、ダコタ・ファニングとエル・ファニングが初共演する映画『The Nightingale(原題)』、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションによる『Buds(原題)』、任天堂の実写映画版『ゼルダの伝説』、3部作の完結編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』、さらにサム・メンデス監督によるビートルズ映画4部作などが含まれる。
記事/和田 萌

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