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『ズートピア2』世界興収18.7億ドル突破 アニメ映画歴代1位の大ヒットを記録

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『ズートピア2』世界興収18.7億ドル突破 アニメ映画歴代1位の大ヒットを記録
『ズートピア2』プレミアでのアサド・アヤズ 写真:Alberto E. Rodriguez/Getty Images
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2016年の大ヒット作『ズートピア』の続編『ズートピア2』が、世界の映画市場で歴史的な成功を収めている。『ズートピア2』は世界興行収入18億7,000万ドルを突破し、ハリウッド製アニメーション映画として歴代最高記録を更新。スーパーヒーロー映画やSF大作に並ぶ規模の興行成績を記録し、世界的な人気を改めて証明した。

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『ズートピア2』世界興収18.7億ドル突破 アニメ映画歴代1位に

ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガー、映画部門トップのアラン・バーグマン、そしてグローバル・マーケティング責任者のアサド・アヤズは、2025年11月13日にロサンゼルスで行われた『ズートピア2』のワールドプレミアに出席。当時は成功への期待はあったものの、前作に匹敵するヒットになる保証はなかったという。

その後、上海ディズニーランドで開催された国際プレミアで、作品の人気を改めて実感することになる。園内の「ズートピア」エリアは来園者数を大きく押し上げる人気アトラクションとなっており、作品のブランド力を象徴する存在となっているという。

アヤズは『The Hollywood Reporter』の取材に対し、「前作が非常に愛された作品だったので特別なものになる可能性は感じていた。しかし今回の世界的な展開は、これまでとはまったく異なる規模だった」と語る。特に中国ではディズニー史上最大規模の映画プロモーションを実施したという。

中国市場でも異例の成功

続編映画は興行面でリスクが伴うことが多いが、『ズートピア2』は幅広い観客層を取り込み成功を収めた。子ども向け作品でありながら、一般の観客層にも強く支持されたことが大きい。

さらに注目されるのは中国市場での成績だ。近年、中国ではハリウッド映画の興行が伸び悩む傾向があるが、本作は例外的な成功を収めた。中国での興行収入は6億5,000万ドルを突破し、これまでの記録保持作だった『アベンジャーズ/エンドゲーム』を上回り、同国で史上最高のハリウッド映画となった。

世界全体では、これまでアニメ映画の歴代1位だった『インサイド・ヘッド2』(16億8,000万ドル)を抜き、映画史上の世界興収ランキングでも8位にランクインしている。

新キャラクターと社会的テーマが作品の魅力に

本作はジャレッド・ブッシュとバイロン・ハワードが監督を務め、脚本もブッシュが担当。前作でおなじみのウサギの警官ジュディ・ホップスとキツネのニック・ワイルドが再びコンビを組み、警察組織の新たな事件に挑む。

物語には、弱者が腐敗に立ち向かう姿や文化の違いを乗り越えるテーマが織り込まれている。アヤズは「家族向けでありながら物語には高度なテーマがあり、それが世界中の観客に受け入れられた理由の一つだ」と分析する。

また、歌手のシャキーラが再び作品に参加し、プロモーションでも重要な役割を担った。映画公開前にはオリジナルのミュージックビデオが制作され、作品への期待感を高めたという。

公開直後から記録的な興行成績

映画は2025年11月26日に公開され、米国のサンクスギビング連休(5日間)で5億5,950万ドルという記録的なスタートを切った。その後わずか17日で10億ドルを突破。スタジオ製作のアニメ映画、さらにPG指定映画としても史上最速記録となった。

ディズニー映画部門トップのアラン・バーグマンは「このマイルストーンは世界中のファンの情熱によって実現したものだ」とコメントし、制作陣と観客双方への感謝を示している。

また、本作は47言語で吹き替え、56言語で字幕が制作されており、グローバル展開の規模の大きさも成功の要因となった。

アカデミー賞でも受賞なるか

『ズートピア2』は現在、アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされており、前作に続く受賞が期待されている。競合にはNetflixとソニー・ピクチャーズ・アニメーションの『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』などが名を連ねている。

本作はすでに英国アカデミー賞(BAFTA)の長編アニメーション賞を受賞し、ゴールデングローブ賞やクリティクス・チョイス・アワードにもノミネートされている。

劇場公開は今週末で一区切りを迎える見込みだ。ディズニーは3月11日からのDisney+配信に向けた準備を進めている。次なるプロモーションの焦点は、ピクサー新作『私がビーバーになる時』へと移りつつある。


「私がビーバーになる時」日本版本予告

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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