ジブリ『耳をすませば』『借りぐらしのアリエッティ』北米IMAXで再上映へ
スタジオジブリの人気作『耳をすませば』(1995)と『借りぐらしのアリエッティ』(2010)が、北米のIMAXスクリーンで再上映されることが決定した。配給を手がけるGKIDSは、ジブリ作品を4K修復版で劇場公開するプロジェクトを継続しており、今回の上映もその一環となる。日本語字幕版と英語吹替版の両方が用意され、北米の映画館でプレミアム上映が行われる予定だ。
『耳をすませば』『借りぐらしのアリエッティ』が北米IMAXで再上映
北米配給会社GKIDSは、スタジオジブリ作品の4K修復版『耳をすませば』と『借りぐらしのアリエッティ』をIMAXシアターで再上映すると発表した。
『耳をすませば』は4月21日、『借りぐらしのアリエッティ』は5月19日に、それぞれアメリカとカナダのIMAX劇場で上映される予定。いずれも日本語字幕版と英語吹替版の両方が公開される。
この企画は、ジブリ作品を高画質の4Kリマスター版として劇場で上映するGKIDSとIMAXの取り組みの一環だ。昨年には宮崎駿監督の『もののけ姫』がIMAXで再上映され、北米で約690万ドルの興行収入を記録。IMAXの旧作再上映としては歴代2位のヒットとなった。
4K修復でよみがえるジブリの名作
『耳をすませば』は、故・近藤喜文監督による青春ドラマで、柊あおいの漫画を原作に宮崎駿が脚本と絵コンテを手がけた作品。読書好きの少女・月島雫が、不思議な猫との出会いをきっかけに自身の夢と向き合っていく姿を描いた、ジブリを代表する成長物語のひとつだ。
一方、『借りぐらしのアリエッティ』は米林宏昌監督による作品で、メアリー・ノートンの児童文学『床下の小人たち』を原作としている。人間の家の床下に暮らす小さな“借りぐらし”の少女アリエッティと人間の少年の交流を描いたファンタジーで、北米版の英語吹替にはブリジット・メンドラー、デヴィッド・ヘンリー、エイミー・ポーラー、ウィル・アーネットらが参加している。
今回の4Kリマスター作業は、長年スタジオジブリ作品の撮影を担当してきた奥井敦が監修。1992年の『紅の豚』以降、同スタジオの主要作品に関わってきた人物で、近年では宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』でもデジタル映像監督を務めた。
GKIDS、ジブリ作品の北米展開を拡大
GKIDSは、スタジオジブリ作品の劇場公開、ホームエンターテインメント、配信を含む北米配給を一手に担っている。2017年からは、ジブリ作品を毎年劇場で上映するイベント「Ghibli Fest」も展開している。
同社は2024年、日本のエンターテインメント企業である東宝に買収されて以降、北米での配給戦略を拡大。近年は日本映画の実写作品の公開にも力を入れており、2025年の歌舞伎映画『国宝』などを北米で公開している。今後は是枝裕和監督による実写版『ルックバック』や、『ゴジラ-1.0』に続く東宝の怪獣シリーズ最新作の公開も予定されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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