【第98回アカデミー賞(2026)】『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞含む6冠達成!ポール・トーマス・アンダーソンが悲願の監督賞受賞
日本時間2026年3月16日に米ロサンゼルスで開催された第98回アカデミー賞授賞式で、映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞に輝き、ポール・トーマス・アンダーソン監督が監督賞を受賞した。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』と『罪人たち』(ライアン・クーグラー監督)がしのぎを削った今年のアカデミー賞は、『ワン・バトル・アフター・アナザー』が制した。過去のアカデミー賞においては6回中5回、監督賞と作品賞が同一作品に授与されており、今回もその流れ通りの結果となった。
アンダーソン監督は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007年)、『ファントム・スレッド』(2017年)、『リコリス・ピザ』(2021年)でのノミネートを経て、初の監督賞受賞を果たした。アンダーソン監督は、今回のアカデミー賞で脚色賞も受賞している。
監督賞の受賞スピーチで、アンダーソンは「このような賞のために、人は一生懸命努力しなければなりません。心から感謝しています」と述べた。
今年の賞レースにおいて、『ワン・バトル・アフター・アナザー』は第83回ゴールデングローブ賞や第79回英国アカデミー賞(BAFTA)、全米監督協会賞(DGA)など、数々の賞を制覇してきた。革命と世代を超えた社会運動を描いた本作が、世界中で広く受け入れられた証だ。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』は監督賞と脚色賞のほか、作品賞、キャスティング賞、編集賞、助演男優賞(ショーン・ペン)の6部門で受賞を果たした。
一方で、本作を製作・配給したワーナー・ブラザースは、近日中にパラマウントによる買収が完了する見込みで、今後の動向が注目されている。
同社CEOのデヴィッド・ザスラフは、アンダーソンの名前が挙がった経緯について「どんなワーナー・ブラザースを目指すのか、100年の歴史の輝きを取り戻すには何が必要かを語り合った結果、ポールの名前を挙げた。この映画は、今のアメリカの姿を奇跡のように映し出している」と説明した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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