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【第98回アカデミー賞(2026)】オスカーで珍事!短編映画賞で2作が同時受賞――同点受賞は14年ぶり

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短編映画賞のプレゼンターを務めたクメイル・ナンジアニ、第98回アカデミー賞授賞式にて=現地時間2026年3月15日
短編映画賞のプレゼンターを務めたクメイル・ナンジアニ、第98回アカデミー賞授賞式にて=現地時間2026年3月15日 写真:THR.com
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日本時間2026年3月16日、米ロサンゼルスで第98回アカデミー賞授賞式が開催された。その短編映画賞の発表で、同点による2作品同時受賞という珍しい事態が発生した。同点での同時受賞は、2012年の第84回アカデミー賞以来、実に14年ぶりとなった。

プレゼンターを務めた俳優・コメディアンのクマイル・ナンジアニが封筒を開封すると、動揺した表情で「同点です。冗談じゃありません。皆さん落ち着いてください」と告げた。

受賞を果たしたのは、『歌うたい』と『Two People Exchanging Saliva(原題)』の2作品だ。Netflixで配信された『歌うたい』は、バーで見知らぬ者同士が歌の腕前で勝負を挑む物語。一方の『Two People Exchanging Saliva』は、キスが禁じられたディストピア世界を舞台に、“平手打ち”が通貨として機能する社会を描いている。

会場にどよめきが広がる中、ナンジアニは「まず1作目を発表し、受賞者がステージに上がった後、2作目を発表する」という段取りを説明した。ナンジアニは「皮肉なことに、短編映画賞の発表が2倍の時間を要することになってしまいました」と発言し、会場の笑いを誘った。

『Two People Exchanging Saliva』を制作したナタリー・ムステアタは、スピーチで「奇妙でクィアな、そして大部分が女性によって作られたこの作品を支持してくださったアカデミー賞に感謝します」と述べた。

アカデミー賞史上、同点による同時受賞が起きたのは過去6回だけである。

  • 1932年の主演男優賞:ウォーレス・ビアリー(『チャンプ』)/フレドリック・マーチ(『ジキル博士とハイド氏』)
  • 1968年の主演女優賞:キャサリン・ヘプバーン(『冬のライオン』)/バーブラ・ストライサンド(『ファニー・ガール』)
  • 1949年の短編ドキュメンタリー賞:『A Chance to Live(原題)』/『So Much for So Little(原題)』
  • 1986年の長編ドキュメンタリー賞:『Artie Shaw: Time is All You’ve Got(原題)』/『Down and Out in America(原題)』
  • 1994年の短編映画賞:『Franz Kafka’s It’s a Wonderful Life(原題)』/『Trevor(原題)』
  • 2012年の音響編集賞:『007 スカイフォール』/『ゼロ・ダーク・サーティ』

第98回アカデミー賞の全授賞リストはこちら

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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