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メリル・ストリープが『プラダを着た悪魔』の役作りを語る――モデルは意外なあの大御所監督?

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メリル・ストリープが『プラダを着た悪魔』の役作りを語る
メリル・ストリープ、『プラダを着た悪魔』(2006年)より 写真:20th Century Fox Film Corp.
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映画『プラダを着た悪魔』(2006年)でメリル・ストリープが演じたファッション誌編集長は、実在の編集者アナ・ウィンターがモデルとされている。しかし実際には、ストリープはハリウッドを代表する2人の映画監督を役作りの参考にしていたと明かした。

メリル・ストリープが語る『プラダを着た悪魔』の意外な役作り

ストリープは『プラダを着た悪魔』で、皮肉屋のファッション誌編集長ミランダ・プリーストリーを演じた。今年公開の続編『プラダを着た悪魔2』でも同役を演じている。

メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、映画『プラダを着た悪魔2』より
メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、映画『プラダを着た悪魔2』より 写真:THR.com

『プラダを着た悪魔』はローレン・ワイズバーガーの同名小説を原作としており、作者が『ヴォーグ』誌の編集部でウィンターのアシスタントを務めた実体験に基づいている。そのため、ミランダのモデルはウィンターだと考えられている。

しかし、先日放送のトーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に出演したストリープは、マイク・ニコルズ監督とクリント・イーストウッド監督からインスピレーションを得ていたことを明かした。「もしマイク・ニコルズとクリント・イーストウッドの間に子どもがいたら、それがミランダ・プリーストリーよ」とストリープはユーモラスに語った。

ストリープは、これまで『シルクウッド』(1983年)、『心みだれて』(1986年)、さらにHBOのテレビシリーズ『エンジェルス・イン・アメリカ』(2003年)でニコルズとタッグを組んできた。イーストウッドとは『マディソン郡の橋』(1995年)で共に仕事をしている。

ストリープは「撮影中、基本的にマイクの真似をしていました」と語る。ニコルズによる威厳とユーモアのにじむ演出スタイルが、ミランダの役作りの助けになったという。

ストリープは、「マイクは現場でウィットに富んだユーモアを飛ばしながら、統率力を発揮していました。ミランダも、自分の言葉が少し皮肉っぽいと思いつつ、どこかユーモアもあることを理解しているでしょう」と説明した。

ストリープは本作で役作りの参考にしたことについて、ニコルズ本人に伝えていたという。その際、ニコルズは「とても喜んでくれました」とストリープは笑顔で語った。

一方、イーストウッドについては、威厳がありつつも冷静沈着な佇まいに影響を受けたという。「クリントが指示を出す時はとても静かで、決して声を荒らげません。リハーサルをそのまま本番として撮影することも多かったのです。だから、現場は常に緊張感に包まれていました」

ミランダのモデル本人が映画への本音を初めて明かす

ストリープはウィンターを役作りの参考として挙げていないが、ウィンター本人は昨年、『プラダを着た悪魔』モデル説について長年の沈黙を破った。

(左から)アナ・ウィンター、メリル・ストリープ 写真: Michael Loccisano/Getty Images; Everett Collection
アナ・ウィンター、『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープ 写真:Michael Loccisano/Getty Images; Everett Collection

ウィンターは、ポッドキャストでこのように語っている。「私はプラダを着てプレミア上映に出席しましたが、映画の内容はまったく知りませんでした。本作の公開が決まってから、同業者にも心配されました。ミランダは映画で少し厳しく描かれるようでしたから」

しかし、実際に映画を鑑賞したウィンターは、予想とは異なる印象を抱いたという。

「何より、メリル・ストリープの演技がすばらしかったです。キャスト全員がすばらしく、最終的にはとても公平に描かれていたと思います。それに、映画自体がとても面白くて、つい笑ってしまいました。ミウッチャ・プラダとも『最高の宣伝になったわね』という感じで、よくこの映画の話をします」

『プラダを着た悪魔2』は5月1日(金)に日米同時公開される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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