『パラサイト』ポン・ジュノ、新作は深海アニメ ブラッドリー・クーパーら出演
『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞作品賞を受賞したポン・ジュノ監督が手掛ける新作アニメ映画『Ally(原題)』の声優キャストが発表された。ブラッドリー・クーパーやアイオウ・エディバリーら豪華俳優陣が参加し、カンヌ国際映画祭初日に注目を集めている。
ポン・ジュノ監督の新作は、3DCGアニメ作品
『Ally』は、ポン・ジュノ監督にとって初となる3DCGアニメーション長編作品。2019年頃から企画が進められてきた“情熱プロジェクト”として知られている。
物語の舞台は南太平洋の深海。主人公は好奇心旺盛な“子ブタイカ”で、謎の航空機が海底に墜落したことをきっかけに、未知の海面世界へと旅に出るファミリーアドベンチャーとなる。
主人公の声は、新人俳優アレックス・ジェイン・ゴーが担当すると報じられている。
ブラッドリー・クーパーら豪華キャスト集結
今回発表された声優キャストには、ブラッドリー・クーパー、アイオウ・エディバリー、デイヴ・バウティスタ、フィン・ウルフハード、レイチェル・ハウス、さらに映画監督としても知られるヴェルナー・ヘルツォークが名を連ねた。
クーパーにとっては、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのロケット役以来となるアニメ声優出演となる。一方、『一流シェフのファミリーレストラン』でブレイクしたエディバリーは、カンヌ国際映画祭で新作『Clarissa(原題)』の上映も控えている。
また、『DUNE/デューン 砂の惑星』のバウティスタ、『モアナと伝説の海』のハウス、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のウルフハードなど、人気フランチャイズで知られる俳優たちが顔をそろえた。
『パラサイト』以来のNeonとの再タッグ
北米配給は、インディペンデント映画会社Neonが担当。Neonは2019年に『パラサイト 半地下の家族』を北米公開し、同作は非英語映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞したことで知られる。
『Ally』は2027年に北米公開予定。日本公開時期は現時点で発表されていない。
制作費は韓国映画史上最高額規模か
アニメーション制作は、『インセプション』や『デューン 砂の惑星』などを手掛けたVFXスタジオDNEGが担当。さらに、『トイ・ストーリー4』や『インサイド・ヘッド』に参加したキム・ジェヒョンがアニメーション・スーパーバイザーを務める。
脚本は、韓国ホラー映画『スリープ』のジェイソン・ユー監督とポン・ジュノ監督が共同執筆。製作には『グエムル-漢江の怪物-』や『オクジャ/okja』でもポン監督と組んだソ・ウシクが参加している。
韓国メディアでは、本作の製作費が6,000万ドル(約94億円)規模に達する可能性も報じられており、実現すれば韓国映画史上最高額級のアニメ作品となる見込みだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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