ナ・ホンジン監督最新作『HOPE』にカンヌ熱狂!韓国トップスター×ハリウッド実力派集結、ほぼ全編“昼間”の異色SF
2016年の衝撃作『哭声/コクソン』以来、長らく沈黙を守ってきたナ・ホンジン監督の最新作『HOPE(英題)』が、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミアを迎えた。上映終了後、会場に集まった観客から6分間にわたるスタンディングオベーションが起こり、今年の映画祭に一気に熱をもたらした。
▼ナ・ホンジン監督、SF超大作『HOPE』で圧巻の世界観を提示

『HOPE(英題)』は、南北の軍事境界線(DMZ)近くに位置する架空の田舎町「ホープ・ハーバー」にエイリアンが降り立つという設定のSFアクション大作。上映時間は2時間40分に及ぶが、観客は3つの大規模なアクションシークエンスの最中にも自然と拍手を送るなど、場内の熱気は最後まで途切れなかった。
上映後、ナ・ホンジン監督はマイクを手にキャストとスタッフへの感謝を述べたうえで、「これほど長い映画に最後までお付き合いいただきありがとうございました」と韓国語で語りかけた。
▼韓国トップスターと国際俳優陣が共演

キャストには、『哭声/コクソン』のファン・ジョンミン、ドラマ『ムービング』のチョ・インソン、『イカゲーム』で世界的な知名度を得たチョン・ホヨンら韓国を代表する俳優が顔を揃える。さらに国際キャストとして、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、テイラー・ラッセル、キャメロン・ブリットンが参加。劇中では、海外俳優陣が初登場時に判別が難しいほどの変貌を遂げているという。
【動画】超豪華キャスト集結!ナ・ホンジン監督最新作『HOPE』米版予告編
米『ハリウッド・リポーター』の映画批評家は、『HOPE(英題)』について「ジャンル映画への確かな手腕を持つ監督の作品に身を委ねているという安心感は、最高の気分だ」と評価。ほぼ全編が昼間のシーンで構成されるアクションスリラーという異色の設定ながら、「カメラワーク、音楽、テンポ、キャラクター描写のすべてにおいて観客を引き込んで離さない」と高く評した。
ナ・ホンジン監督最新作『HOPE(英題)』は、ギャガの配給で2027年日本公開予定。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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