『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』ヨーダ役声優トム・ケインが死去、64歳
『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』のヨーダ役や、『パワーパフガールズ』のユートニウム博士役などで知られるアメリカのベテラン声優、トム・ケインが5月18日(現地時間)に死去した。64歳だった。
▼名声優トム・ケイン、闘病の末の急逝
所属エージェンシーの発表によると、トム・ケインはミズーリ州カンザスシティの病院で、脳卒中の合併症により息を引き取ったという。エージェンシーは声明で、「『スター・ウォーズ』での忘れられない名演から、数々のアニメシリーズ、ドキュメンタリー、ゲームにいたるまで、トムは自身が手がけたすべての役に知恵と強さ、ユーモア、そして真心を吹き込みました。彼の声は私たちの生活、思い出、そして私たちが語り継ぐ物語の一部となったのです」と追悼した。
【動画】今年3月、『パワーパフガールズ』のキャストと再会したトム・ケイン
ケインは2020年に脳卒中を患い、発話や筆記が困難な状態となったため、2021年に惜しまれつつも引退を発表。その後は療養を続けていたが、今年3月にケンタッキー州で開催された「レキシントン・コミック&トイ・コンベンション」に出席し、『パワーパフガールズ』のキャスト陣と再会を果たした。数年ぶりの公の場への登場となり、ファンを喜ばせた矢先の訃報となった。
▼『スター・ウォーズ』ヨーダ役ほかマルチに大活躍

トム・ケインは1996年からルーカスフィルムのビデオゲーム作品に端役として参加し、1999年のゲームで初めてヨーダ役に抜擢。その後、2003年のテレビシリーズ『スター・ウォーズ クローン大戦』や、2008年の映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』をはじめ、長年にわたり多数の関連作品でヨーダを好演。さらに、テレビシリーズ版『クローン・ウォーズ』でおなじみとなっている、各エピソード冒頭の重厚なナレーションもケインが担当していた。
そのほか、海外アニメ『フォスターズ・ホーム』のミスター・ヘリマン役、『キム・ポッシブル』のモンキー・フィスト役、マーベル作品のアニメやゲームにおけるマグニートー役(『ウルヴァリン・アンド・ジ・X-メン』)やウルトロン役(『アベンジャーズ 地球最強のヒーロー』)など、数多くの人気キャラクターに命を吹き込んできた。
また、声優業のみならず、米ウォルト・ディズニー・ワールドのモノレール・システムにおける車内アナウンスや、米アカデミー賞授賞式のメインナレーターなど、アメリカのエンターテインメント界において誰もが一度はその声を耳にするほどの多大な功績を残した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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