なぜ今?ヘンリー王子夫妻が帰国を決意、衝撃決断の舞台裏「故郷を恋しく思っていた」
2020年に英国王室を離れ米カリフォルニア州モンテシートへ移住したヘンリー王子夫妻が、今年8月に一家でイギリスへ帰国した。米『ピープル』誌の取材によると、夫妻はモンテシートの邸宅を維持しつつロンドン郊外に新たな拠点を設け、長期間イギリスへ生活基盤を移す決断を下したという。
▼ヘンリー王子夫妻の帰国を促した意外な事情とは

子どもたちの教育環境も移住を後押しした。長男アーチー王子と長女リリベット王女は9月から現地校に通う予定とされる。関係者が明かしたところによると、王子は「一歩ずつ英国に拠点を戻し、子どもたちに現地で過ごす機会を与えたい」と考えているようだ。
また、王子自身が抱く故郷への強い情景も影響している。関係者が語った内容によれば、カリフォルニア生活を経ても「ヘンリー王子は故郷を恋しく思い、地元でのつながりや居場所を求め続けていた」という。アメリカで独自のコミュニティを築くことに苦戦していたことも、背景にあるとみられる。

突然のイギリス帰国は、Netflixが夫妻との包括契約を縮小し、単発企画ごとの契約へ切り替えたタイミングとも重なる。これまでドキュメンタリー『ハリー&メーガン』やライフスタイル番組『ウィズ・ラブ、メーガン』を生んできたが、Netflixはメーガン妃のブランド「As Ever」との提携解消も明らかにしている。ロンドン郊外に新拠点を置く背景には、ビジネス戦略の軌道修正もありそうだ。
▼冷え切った兄弟関係…課題は山積か

今回の帰国が、王室との和解につながるかは不透明だ。かつて親密だったウィリアム皇太子とヘンリー王子だが、王子が度重なる王室批判を展開して以来、兄弟関係は冷え込んだままである。元エリザベス女王広報官のアリサ・アンダーソンは「温かく迎え入れられるとは思えません。信頼の再構築が必要です」と世論の厳しさを指摘する。
さらに、イギリスでの公的警護の失効に伴う安全上の課題や、タブロイド紙との法廷闘争も未解決のままだ。ヘンリー王子は今年7月、英『デイリー・メール』紙発行元を訴えたプライバシー裁判で敗訴が決定。原告側は、約20億円の訴訟費用の支払いを命じられている。10月の控訴期限を前に、厳しい戦いが続いている。
記事/和田 萌
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