三上博史、『スワロウテイル』30年ぶりの4Kリマスター版に号泣「やっと自己肯定できたんだと思う」
岩井俊二監督の『スワロウテイル』4Kリマスターの初日舞台挨拶が4日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。岩井監督は出演の三上博史、Chara、伊藤歩とともに登壇。「30年ぶりに集まって、元気にここに立てたことを誇りに思います」と感慨に浸った。
『スワロウテイル』30周年、再びスクリーンへ

本作の舞台は、円が世界で最も強かったという設定の架空の街・イェンタウン。娼婦のグリコ(演・Chara)に拾われた孤児のアゲハ(演・伊藤)が、上海人のフェイホン(演・三上)らの協力を得て混とんとした時代を生き抜いていく群像劇。公開から30年を記念してリマスター化された。
だが、岩井監督は「35ミリと16ミリのフィルムを交ぜたり、いろいろと無茶なことをしていたので仕上げに苦労した」と苦笑い。それでも、映画監督デビュー作『undo』(1994)より前から構想していた作品ということもあり、「僕のキャリアの出発点となった作品。その後のどの作品にも、何かしらのエッセンスがちりばめられている。向こう見ずで無謀な冒険だったが、付き合ってくれた皆さんに感謝しています」と真摯に語った。
三上博史、4Kリマスター版を見て「冒頭から涙が出てきた」

三上はリマスター版を見た際、「冒頭から涙が出てきて、何で泣いているんだろうと考えながら見ていた」と告白。「大げさではなく命懸けだったので、その思いがよみがえってきたのかも。こんなに凄い映画に出られたんだと、やっと自己肯定できたんだと思う」と自己分析した。
Charaは「音楽」に全力投球 YEN TOWN BANDとして主題歌を担当

対するCharaは「一映画好きがそこに存在していただけなので、割と気楽だった」と回想。ただ、「私に任されたのは音楽。そこはしっかりやろう」と「YEN TOWN BAND」のボーカルとして主題歌「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」をヒットさせ、「監督に歌詞を一緒にやりませんかと言ったし、たくさんのプロが集中してやった成功例」と胸を張った。
公開当時16歳だった伊藤は、「自分が演じているのかなというくらいの衝撃で、私もなぜか涙が出てくる不思議な心境になりました」と感想。映画出演は2本目で、「人生にとって影響を与えてもらったと改めて感じました」としみじみ話した。

取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
【関連記事】
- 【2026年9月】プライムビデオ新作配信17選!『ウィキッド 永遠の約束』、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』ほか
- 『ストリートファイター』実写映画、ケン&リュウらが来日! ノア・センティネオらが東京で凱旋イベント
- 【2026年9月】Netflix(ネトフリ)おすすめ日本ドラマランキング22作品
- 【2026年8月】U-NEXT音楽ライブ配信日程&お得な視聴手順まとめ!超特急・キスマイ・エビライ2026ほか
- ハリウッド・リポーター・ジャパンとMPA、第39回東京国際映画祭期間中に「アメリカン・フィルム・ナイト 2026」を開催
