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リンダ・ハミルトン&エドワード・ファーロングが『東京ホラー特区!!2026』のステージに登場! 『ターミネーター2』から35年 AIへの思い、日本のファンへの愛を語る

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リンダ・ハミルトン&エドワード・ファーロングが『東京ホラー特区!!2026』のステージに登場! 『ターミネーター2』から35年 AIへの思い、日本のファンへの愛を語る
リンダ・ハミルトンと、エドワード・ファーロング 写真:The Hollywood Reporter Japan
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ターミネーター2』でサラ・コナーとジョン・コナーを演じたリンダ・ハミルトンエドワード・ファーロングが9月12日(土)、東京ドームシティ プリズムホールで開催中の『東京ホラー特区!!2026』に登壇した。

公開から35年を迎えた名作の撮影秘話から、ジェームズ・キャメロン監督との仕事、現実味を増したAIへの思い、そして日本のファンへの感謝を語った。

リンダ・ハミルトンと、エドワード・ファーロング 写真:The Hollywood Reporter Japan
リンダ・ハミルトンと、エドワード・ファーロング 写真:The Hollywood Reporter Japan

『ターミネーター2』から35年、今も人生の一部に

『ターミネーター2』は1991年に公開され、ジェームズ・キャメロン監督による革新的な映像表現とアクション、そして人間と機械の関係を描いた物語によって、SF映画史に残る一作となった。

シリーズ第1作『ターミネーター』からサラ・コナーを演じたハミルトンは、当時について「1作目のときは、これほど大きな作品になっていくとはまったく分かっていませんでした」と回顧。第1作は「一夜にして成功したわけではなく、時間をかけて人気が広がっていった」と振り返った。

一方、第2作については規模の大きさを早い段階から感じていたという。

ファーロングも、「『ターミネーター』にはすでにファンがいて、ジム(ジェームズ・キャメロン)は『エイリアン2』や『アビス』を撮っていた。大きな映画になるとは思っていました」と語る。

しかし、当時13歳だった彼にとって、それがこれほど長く人生に影響を与える作品になるとは想像していなかった。

「今、僕は49歳です。それでもずっとこの映画について話している。こんなに大きな部分を占め続けるとは思っていませんでした」

エドワード・ファーロング 写真:The Hollywood Reporter Japan
エドワード・ファーロング 写真:The Hollywood Reporter Japan

エドワード・ファーロング「リンダは僕の最初の先生」

『ターミネーター2』は、ファーロングにとって映画デビュー作である。「人生が変わりました。映画業界に家族や知り合いがいたわけでもなく、それまで何もやったことがなかった。この映画は、その後の人生でたくさんのチャンスを与えてくれました。本当に感謝しています」

さらに、200人規模のスタッフが働く巨大な現場を“最初の映画”として経験したことで、その後ほかの作品に参加した際には、20~30人ほどのクルーを見て「こんなに小さいの?」と思ってしまったというユーモラスなエピソードも披露した。

そんなファーロングが、俳優として大きな影響を受けた人物として名前を挙げたのがハミルトンである。

「リンダは僕の最初の先生でした。彼女を見て、本当にたくさんのことを学びました。僕の演技にも、彼女から学んだことがかなり影響していると思います」

さらに、「リンダのような素晴らしい俳優と一緒に演じていると、自分はそれほど多くのことをしなくてもいい。それくらい素晴らしい女優です」と敬意を表した。

これに対しハミルトンは、子役だったファーロングを「子ども」として扱うのではなく、仕事をするひとりの俳優として接していたと説明した。

「先生として扱ったというより、彼には私のパートナーであることを期待していました。それがシーンでは必要だったからです」

俳優として対等に向き合う関係性が、スクリーン上のサラとジョンの強い絆にもつながっていたことをうかがわせた。

リンダ・ハミルトン、サラ・コナー役の壮絶な肉体作りを回顧

『ターミネーター2』で強靭な戦士へと変貌したサラ・コナー。その肉体を作り上げるまでの過程について、ハミルトンは「継続的にトレーニングしているような毎日だった」と振り返った。

撮影当時、ハミルトンには1歳の子どもがおり、役に必要な身体を作るために厳しいトレーニングを続けていた。

「一日中撮影をして、階段を上ったりするシーンをやって、セットを離れたらトレーナーが待っている。セットの中でも外でもずっと運動していて、12時間くらいトレーニングしているような感覚でした」

過酷な日々だった一方、「あれほどパワフルな人物を演じることができたのは、とても良かった」とも語っている。

さらに意外な苦労として挙げたのが、撮影後の“髪”だった。

血糊などで絡まった髪を毎日ほどくのに1時間半ほどかかり、激しい撮影とトレーニングで腕が痛むなか、それを落とす作業もまた大変だったという。

リンダ・ハミルトン 写真:The Hollywood Reporter Japan
リンダ・ハミルトン 写真:The Hollywood Reporter Japan

ジェームズ・キャメロンだから生まれた『ターミネーター2』

なぜ『ターミネーター2』は35年を経てもなお愛され続けているのか。ハミルトンは、その最大の理由としてジェームズ・キャメロン監督を挙げた。

「彼はビジョナリーで、素晴らしい監督です。さまざまな要素をひとつにまとめ、世代や国境を越えて観客を満足させる映画を作り上げた。私たちはそれぞれ自分の役割を果たしましたが、別の人の手に渡っていたら、あれほど成功していなかったかもしれません」

ファーロングもこれに同意し、「キャメロンは常に限界を押し広げていた。それは今も変わらない」と称賛した。さらにファーロングは、同作がCGだけに頼らず、実際のスタントやセットを駆使して撮影されたことにも言及。

「CGも使われていますが、本当に必要なところだけです。それ以外はほとんど実際にやっている。トラックを本当に橋から落としていましたから」

そうした“実際に撮る”手法が、現在まで色褪せない映像の力につながっているのではないかと分析した。

『ターミネーター』が描いたAI社会が現実に ハミルトン「今では脅威がとてもリアル」

トーク終盤では、『ターミネーター』シリーズが描いてきた人工知能(AI)についても話が及んだ。ハミルトンは「皆さんが思っているほど、私はAIを嫌ってはいません」と前置きし、AIには有用な面があり、今後さらに便利になっていくだろうと語った。

一方で、懸念しているのはAIそのものではなく、人間がそれをどう使うかだという。「人間は不完全です。AIそのものというより、人間がAIをどう使うかが問題だと思います。今でも、とても恐ろしいと感じます」

『ターミネーター』を制作していた当時にもAIへの漠然とした脅威は認識していたものの、「今ではそれがとても現実的になった」と語った。

ファーロングも、「AIについて十分詳しいわけではない」としながら、ニュースから伝わってくる状況には恐ろしさを感じているとコメントした。

「がんを治すようなことに使われてほしい。でも、結局そこには人間がいる。人は力を得るために使ってしまうことが多いですよね」

そして、『ターミネーター』第1作が公開された1984年当時のコンピューター技術を考えれば、作品で描かれていた世界が「自分たちの生きている間に現実の議論になるとは想像できなかった」と驚きを語った。

リンダ&エドワード、日本のファンへ「愛を感じています」

2人は、日本のファンへの特別な思いも繰り返し口にした。ハミルトンは「日本のファンは私にとって特別で、大切な存在」と語り、「皆さんから愛され、大事にされていると感じます。感謝と愛で胸がいっぱいです」とコメントした。

ファーロングも、日本を訪れるたびにファンから温かく迎えられることについて、「皆さん、本当に最高です。すごく愛情深くて素晴らしい。ここにいると、とてもいい気分にさせてもらえます」と笑顔を見せた。

そして最後には、「いろいろな国に行きますが、日本はいつも僕にとって特別な場所。皆さんは本当に優しくて、ここにいると家にいるような気持ちになります」と感謝を伝えた。

ステージでは、9月26日に誕生日を迎えるハミルトンへのサプライズも。プレゼントを受け取ったハミルトンは、日本のファンから寄せられた「優しさ、温かさ」に改めて感謝し、「今日もらったすべての愛に、自分がふさわしいのかと思うほどです。決して忘れません」と語った。

エドワード・ファーロングと、リンダ・ハミルトン 写真:The Hollywood Reporter Japan
エドワード・ファーロングと、リンダ・ハミルトン 写真:The Hollywood Reporter Japan

『東京ホラー特区!!2026』は9月13日まで開催

『東京ホラー特区!!2026』は、9月11日(金)から13日(日)まで東京ドームシティ プリズムホールで開催。「Dive into Horror(恐怖解放区へ、ダイブせよ!)」をテーマに、映画、ドラマ、ゲーム、コミック、アートなど、多彩なジャンルの“ホラー”が一堂に会するイベントである。

海外ゲストとして、『ターミネーター』シリーズのリンダ・ハミルトン&エドワード・ファーロングのほか、『グレムリン』のジョー・ダンテ監督&ザック・ギャリガンが来日。ステージイベントに加えて、来日ゲストとの撮影会やサイン会も実施されている。

会場では、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文が約35年にわたり手がけてきた歴代のお化け人形を集めた「お化け屋敷の人形回廊」や、「ムー メキシコ神秘展」、体験型脱出アトラクション「OBAKEN ZOMBIE ESCAPE」などを展開。『グレムリン2』の制作で使用されたギズモのスタンドイン・パペットをはじめ、映画ファン必見の展示も楽しめる。

『ターミネーター2』公開から35年。作品がかつて描いたAI社会が現実に近づくなか、サラ・コナーとジョン・コナーを演じた2人が東京で語った言葉は、同作がいまなお現代と強く結びついていることを改めて印象づけた。

イベント情報

『東京ホラー特区‼2026』

公式サイト https://www.event-td.com/horror-tokk/

■開催期間:2026年9月11日(金)~13日(日)

■開催時間:2026年9月11日(金)11:30~19:00/12日(土)10:30~19:00/13日(日)10:30~18:00

※先行入場 9月11日(金)11:00~11:30、12日(土)・13日(日)10:00~10:30

※最終入場は閉館の30分前まで

■開催場所:東京ドームシティ プリズムホール

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