ジェレミー・ストロング、『ソーシャル・レコニング』の徹底した役作りとは?「休憩中もずっとマーク・ザッカーバーグ」
『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)の続編となる『ソーシャル・レコニング(原題:The Social Reckoning)』では、ジェレミー・ストロングがメタ社CEOのマーク・ザッカーバーグを演じている。その徹底的な役作りについて、監督のアーロン・ソーキンが明かした。
本作は、2021年に発覚したフェイスブック内部告発者による情報流出と、米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が報じた一連の調査報道「フェイスブック・ファイル」を題材としている。
ソーキン監督は米『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューに登場。ストロングが共演者たちに対し、「マーク・ザッカーバーグそっくり」に振る舞っていたと語った。
『メディア王~華麗なる一族~』(2018年)でケンダル・ロイ役を演じたストロングは、役に深く入り込むメソッド演技を行うことで知られている。
ソーキン監督は、「ジェレミーは自分で徹底的に役を作り込む俳優だ。撮影現場に来るまでに、途方もない量の準備をしている。現場では彼の本来の声で話すことはなかったし、本人の歩き方をすることもなかった」と振り返り、ストロングはカメラが回っていない時もザッカーバーグ役に入り込んでいたことを明かした。
さらに監督は、次のように語った。
「彼と同じシーンに出演する俳優たちには、『みんな、彼は君たちと一緒にケータリングを食べたりしない。撮影の合間に君たちと冗談を言い合うこともない。おそらく、まったく話しかけてこないだろう。彼は、マークが周囲の人々に接する様子を想像し、その通りに君たちに接するはずだ』と伝えておいた。そして、本当にその通りになった」
第83回アカデミー賞で脚色賞など3部門を受賞した前作『ソーシャル・ネットワーク』では、ジェシー・アイゼンバーグがザッカーバーグを演じていた。その続編となる今作では、ストロングが同役を引き継いだ。
ストロングは先月の米『GQ』誌のインタビューで、出演が決まった後にザッカーバーグ本人へ連絡を取ったことを明かしている。
「ソニー社員を驚かせるかもしれないけれど、彼にメールを送ったんだ。この役の責任を非常に重く受け止めていること、そして事実に基づくこのストーリーについて真剣に考えていること、敬意を持って役に取り組んでいることを伝えた」
ただし、ザッカーバーグからどのような返信があったのかについては、明らかにしなかった。
実話に基づく『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024年)や『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(2025年)にも出演したストロングは、注目度の高い実在の人物を演じることについて、さらにこう語っている。

「この映画について語ること、マークについて語ること、そしてマークを演じる人間として、世界に、そして後世に向けてマークを“代表”する立場にあることに、計り知れないほどのプレッシャーと責任を感じている。私の仕事は、彼の視点を理解し、擁護し、彼のために戦うことだ」
ジェレミー・アレン・ホワイト、マイキー・マディソンらが共演する『ソーシャル・レコニング』は、10月9日(金)に全米で公開される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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