『バッド・ルーテナント:トウキョウ』TOKYOプレミア開催、悪徳刑事役の主演・小栗旬「愛の映画だと思っています」
三池崇史監督、俳優の小栗旬主演の映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』のTOKYOプレミアが10月1日、東京・TOHOシネマズ新宿で開催された。2人に加え共演の間宮祥太朗、リヴ・モーガン、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、中野英雄、村上淳、舘ひろしがロケ地にもなった歌舞伎町の通称「ゴジラロード」でのバッド・スモーク・セレモニーに出席した。

やくざの連続殺人事件を追う汚職の噂が絶えない悪徳刑事と、次期大統領の娘を捜索するFBIの女性捜査官と手を組み、真実を追い求めるサスペンスアクション。小栗は悪事の限りを尽くす役どころだが、「僕は愛の映画だと思っています。その愛を感じてほしい」と自信のほどをアピール。

9月14日にはトロント国際映画祭でワールドプレミアが行われ、スタンディングオベーションで迎えられた。小栗は「お客さんと一緒に見る機会はあまりないので、反応を見ながら見るという面白い経験でした。意外なところで笑いが起きていましたね」と感想。間宮も、「映画好きな人が集まって、楽しんで見ていることがひしひしと伝わってうれしくなった」と振り返った。
間宮はさらに、事務所の先輩で社長でもある小栗に対し「なかなか共演する機会がなかったので、旬さんの近くで携われて光栄」と感激の面持ち。自身は背中に天女の和彫りを入れている設定で、「背中を見せるシーンが多いの、こっちが顔だというくらいの意識でやった」と解説。すると小栗が、「和彫りが主役で、80%が全裸。“ネイキッド・マミヤ”にぜひ注目してほしい」といじり、会場の笑いを誘った。

FBI捜査官を演じたのは、『ダウントン・アビー』などで知られる米女優リリー・ジェームズ。小栗は、次期大統領の娘役のモーガンとともに「日本の現場で難しい中、日々柔軟に対応していく姿に背中を押された。一緒にできてエキサイティングな体験でした」と称えた。ただ、自身の英語のセリフには「やっぱり大変。二度とやりたくない」と冗談めかした。
モーガンは、米最大のプロレス団体WWEのトップレスラーでもあり「この役が大好きで、チャレンジして良かった」と笑顔。日本での思い出を聞かれると「ドンキ(ホーテ)」と即答し破顔した。

さらに、「私を出してくれたから」とWWE女子世界王者のチャンピオンベルトのレプリカに三池監督の名前を入れてプレゼント。三池監督は思わぬサプライズに驚きつつも、「今日はリヴの後ろを歩いていて(衣装が)ケツ丸出しで、それだけで来て良かったと思っていたのに」とセクハラ発言で喜びを表した。
それでも、本作のプロデューサーであるジェレミー・トーマスがトロントでの上映直前に逝去したことに触れ、「自由にやらせてくれるプロデューサーで、我々はその思いを引き継いで次のステージに進んでいきます」と宣言。そして、「刺激的ですが心優しい映画なので楽しんで」と訴えた。

映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は、10月23日に全国で公開される。
記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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