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ルーシー・リュー、カンヌ国際映画祭で語るイマーシブ作品の魅力

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ルーシー・リュー、カンヌ国際映画祭で語るイマーシブ作品の魅力
ルーシー・リュー 写真:Getty
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ルーシー・リューが、第79回カンヌ国際映画祭で上映される没入型作品『The Pirate Queen: No Safe Waters(原題)』について語った。同作は、リューとエロイーズ・シンガーがプロデュースを務める“シネマティック・イマーシブ体験”で、映画祭のイマーシブ部門に出品されている。リューはナレーションも担当した。

ルーシー・リュー、『カンフー・パンダ』でカンヌ国際映画祭に初参加

ルーシー・リューは、初めてカンヌ国際映画祭を訪れた時のことについて、『カンフー・パンダ』のプロモーションで参加したと振り返った。

「完全に圧倒されたのを覚えています。それまで、あれほど芸術表現に深く捧げられた空間に身を置いたことがありませんでした」

さらに、大規模な映画祭でありながら親密さも感じられたことが印象的だったと説明。さまざまな言語が飛び交い、多様な背景を持つ人々と出会う中で、“物語を愛する気持ち”によるつながりを実感したと語っている。

『The Pirate Queen』を携えてカンヌへ

今年のカンヌ参加について、リューは「『カンフー・パンダ』で初めて参加した時とはまったく違う感覚」とコメントした。

当時はiPhoneが発売されたばかりで、映画やメディア、人とのつながり方も現在とは大きく異なっていたという。そのため、今回イマーシブ部門が新設されたタイミングでカンヌに戻ってきたことに、特別な意味を感じていると明かした。

『The Pirate Queen: No Safe Waters』については、「観客に届けたいと強く思っている物語」だと説明。同作は、伝統的な権力構造の外側に存在しながらも、知恵や忍耐力、知性によって歴史を変えた女性を描く。

「女性が認められることや教育を受けることすら難しかった時代の物語です。そのレガシーを没入型フォーマットで観客とつなげることは、この物語にふさわしい伝え方だと思います」

没入型作品の可能性を語る

『The Pirate Queen: No Safe Waters』
『The Pirate Queen: No Safe Waters』

リューは、イマーシブ作品の魅力についても語っている。

「『The Pirate Queen』は非常に歴史的な物語ですが、まだ広く知られている題材ではありません。イマーシブ形式によって、観客はより強く、直接的に物語を受け取ることができます」

また、中国文化の重要な歴史的瞬間を、現代的な視点で紹介できる点にも意義を感じているという。

「いまは非常に多くのコンテンツが注目を競い合っています。イマーシブ・ストーリーテリングは、観客が物語を“見る”だけでなく、その世界を“体験する”空間を生み出してくれるのです」

さらに、「深い歴史性や文化性を持つ題材を、現代の観客に合った形で提示できる方法」だと語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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