ホーム » NEWS » ディズニープラス、インドネシアVidioと新たな配信バンドル

ディズニープラスとVidioがインドネシアで初提携──映画・韓国ドラマ・スポーツを1つのサブスクに

/ / /
ディズニープラスとVidioがインドネシアで初提携──映画・韓国ドラマ・スポーツを1つのサブスクに
『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』より 写真:Anne Marie Fox/Disney
スポンサーリンク

ディズニープラスが、インドネシアの動画配信サービスVidioと提携。両サービスを組み合わせた新たなサブスクリプション・バンドルを展開する。ハリウッド作品や韓国コンテンツなどをそろえるディズニープラスと、インドネシアのオリジナル作品やスポーツ中継に強みを持つVidioが連携し、アジア太平洋地域でディズニープラスのリーチを広げる取り組みの一環となる。

ディズニープラスとVidio、2つのサービスを1つのサブスクリプションで

今回の提携で登場するのが「Vidio Ultimate Disney+ All Screen」。1つのサブスクリプションで、ディズニープラスとVidio双方のコンテンツを楽しめるサービスとなる。

ディズニープラスからは、映画や世界的な人気フランチャイズ、韓国作品やアジア太平洋地域発のオリジナル作品などを提供。一方のVidioは、インドネシアのオリジナル作品やテレビ番組に加え、ライブスポーツを展開する。

サッカーのプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ、BRIスーパーリーグなど、国際大会から国内スポーツまで幅広いコンテンツを楽しめる。

さらに、Vidioの既存ユーザーには、ディズニープラスの作品を一部視聴できる「Taste of Disney+」コレクションも提供する。

対象作品には、韓国ドラマ『財閥 x 刑事』シーズン2、犯罪コメディ『ハイ・ポテンシャル』、キッズ向けシリーズ『小さなプリンセス ソフィア』、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』などが含まれる。ラインナップは随時更新される予定で、ディズニープラスのコンテンツをより身近に体験できる機会となる。

Vidioのオリジナル作品もディズニープラスで展開へ

両社は今後、コンテンツの相互展開も予定している。ディズニープラスの加入者に対して、Vidioのオリジナル作品や、インドネシアで人気の「シネトロン」と呼ばれる連続テレビドラマの一部を提供する方向で協議している。

具体的な作品や提供時期については、現時点で明らかになっていない。

新たなバンドルの料金や、今回の提携に伴う金銭的な条件についても公表されていない。

ウォルト・ディズニー・カンパニーでアジア太平洋地域のダイレクト・トゥ・コンシューマー部門を統括するシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーのトニー・ザメチコフスキーは、ディズニープラスの映画やシリーズとVidioのローカルコンテンツを組み合わせることで、インドネシアのファンや新たな視聴者に向けたストリーミング体験を高めるとコメント。「インドネシアはディズニープラスにとって非常に魅力的な市場」とし、アジア太平洋地域でディズニープラスのリーチやエンゲージメントを拡大する取り組みの一環だと説明している。

ディズニープラス、アジアで現地企業との連携を拡大

今回の提携は、ディズニーがアジアで現地の大手ストリーミングサービスや企業と連携し、ディズニープラスのコンテンツ展開を広げる戦略の一環となる。

ディズニープラスはこれまでにも、韓国のTVING、日本のHulu(フールー)、SPOTV、マレーシアのAstro、日本のコンテンツ制作会社The Sevenなど、アジア太平洋地域の企業とさまざまな提携を進めている。

こうした配信面での取り組みと並行して、ディズニーは国際オリジナル作品の制作も拡大。今後3年間で、ディズニープラス向けの国際オリジナルシリーズの年間制作本数を、現在の約60~70本からおよそ3倍に増やす計画を進めている。

なかでもアジア太平洋地域は重要な市場の一つで、韓国発の作品をはじめ、日本発コンテンツの拡充や、恋愛作品のラインナップ強化にも取り組んでいる。

インドネシアの動画配信市場をけん引するVidio

一方、Vidioはインドネシアのローカル作品とライブスポーツを軸にサービスを展開してきた。これまでに110本以上のオリジナルシリーズを制作している。

地域のメディア・コンサルティング会社Media Partners Asiaの調査によると、Vidioは過去4年間、インドネシアのストリーミングプラットフォームで視聴数首位を維持しているという。

VidioのCEO、スータント・ハルトノは今回の提携について、ディズニープラスとVidioという異なる強みを持つ2つのエンターテインメントサービスを組み合わせることで、インドネシアの視聴者にローカル作品、世界的なエンターテインメント、スポーツを1つのサブスクリプションで提供できるとコメントしている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿