ザ・ビートルズ映画4部作、2028年4月に米公開へ!サム・メンデス監督の異例の企画をプロデューサーが語る
サム・メンデス監督が手がけるザ・ビートルズ映画4部作が、2028年4月に米劇場公開される予定だ。プロデューサーのピッパ・ハリスは、4作品を同じ月に公開する狙いを明かし、観客がそれぞれの作品を通してバンドの魅力を体験することに期待を寄せている。
ザ・ビートルズ映画4部作、2028年4月に劇場公開へ
ハリスは、サム・メンデス監督の長年の製作パートナーであり、共同設立した製作会社ニール・ストリート・プロダクションズを率いるプロデューサーの1人。現地時間10月12日、BFIロンドン映画祭のインダストリー・フォーラムに登壇し、ビートルズ映画4部作の公開計画について語った。
4作品は2028年4月に米劇場公開される予定で、1カ月にわたって展開する「4作品によるシネマ・イベント」として構想されている。
ハリスは、観客が同じ日に4作品すべてを鑑賞することを想定しているわけではないと説明。「1週間に1本ずつ観ることもできるでしょうし、ある週末に1本観て、翌週末に2本観ることもできるでしょう」と語った。
そのうえで、鑑賞する順番やペースは観客に委ねながらも、4作品すべてを観てもらいたいという製作陣の思いを明かした。
ポール・メスカルらがビートルズのメンバーを演じる
本作は、ザ・ビートルズのメンバー4人それぞれの視点から描く4部作だ。ポール・メスカルがポール・マッカートニー、ハリス・ディキンソンがジョン・レノン、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスン、バリー・コーガンがリンゴ・スターを演じる。
ハリスは、4作品がそれぞれ独立した物語として成立する一方、すべてを観ることで、1作品ずつ鑑賞するだけでは得られない相乗効果が生まれると説明した。
「ザ・ビートルズは、歴史上最高のバンドだと私は思っています。彼らにふさわしい作品を届けるため、私たちは最善を尽くそうとしています。だからこそ4作品なのです」と語り、1つのバンドを題材に4本の映画を製作するという企画の意義を強調した。
撮影はすでに180日目に入っているという。出演者たちはロンドン各地で撮影に臨んでおり、衣装を身に着けた姿がSNS上でも話題になってきた。2026年8月には、アルバム『アビイ・ロード』のジャケット写真を再現する撮影風景も目撃された。オリジナルの写真は1969年8月8日、ロンドンのアビー・ロード・スタジオ前の横断歩道で撮影された。
妻やパートナー役にはミア・マッケンナ=ブルースら
ザ・ビートルズのメンバーの妻やパートナー役にも、実力派俳優が起用されている。
ミア・マッケンナ=ブルースがリンゴ・スターの妻モーリーン・コックス、アンナ・サワイがジョン・レノンの妻オノ・ヨーコ、エイミー・ルー・ウッドがジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドを演じる。シアーシャ・ローナンは、ポール・マッカートニーの妻リンダ・マッカートニー役を務める。
ハリスはフォーラムで、出演者たちにはレッドカーペットなどの公の場で本作について話さないよう伝えていると、冗談交じりに明かした。作品に関する情報は、引き続き厳重に管理されているようだ。
ハリスは、『ハムネット』『1917 命をかけた伝令』などの映画や、長寿ドラマ『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』を手がけてきた英国のプロデューサーだ。今回のフォーラムでは、自身のキャリアを振り返りながら、若いプロデューサーへの助言なども語った。
第70回BFIロンドン映画祭は、10月7日から18日まで開催されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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