ライアン・ゴズリングが映画『バービー』で「タグ・ホイヤー」の“ゴールド カレラ”を3本同時に着用
グレタ・ガーウィグ監督『バービー』で、ケン役を演じているライアン・ゴズリング。劇中では、ヴィンテージ・ゴールドの“カレラ”を3本同時に着用している。
ゴズリングは2021年より「タグ・ホイヤー」のアンバサダーを務め、これまでも出演作『グレイマン』で“カレラ”を身に着けるなど、同ブランドとコラボを果たしてきた。
ケンのオープンな性格と派手なスタイルを強調するため、アーカイブからゴズリング自ら3本の時計をチョイス。1本目は、数多くのモータースポーツ業界の著名ドライバーが着用していたという1971年の“1158 CHN”。ミラノ風デザインに18カラットのゴールド・ブレスレットが合わさり、エレガンスと堅牢性を兼ね備えている。
さらに2本目の“110.515”も1974年の貴重なモデルで、サンレイ仕上げのバレル型ケースに、精密に彫り込まれた“コート・ド・ジュネーブ”のダイヤルが異彩を放っている。
最後は、タイムレスな“2448 NT”。1963年のオリジナルをヒントに、ラグの切子や象徴的なデザインをフィーチャーしたモデルで、昔を彷彿とさせながらもケンの現代的なファッションにマッチしている。
3本の時計はメタファーとしても機能していて、ファンタジックなバービーの世界から時間に支配された現実世界への変化を象徴。さらにケンは、時計を通して新たに時間とスタイルを手にしたことをバービーに見せつけている。
どうやら、ゴズリングの実生活にも“ケナジー”は流れているようだ。同作のプレスでは度々、鮮やかなホットピンクの“カレラ デイト”を腕に着けて登場した。
「タグ・ホイヤー」のフレデリック・アルノーCEOは、以下の声明を出した。「ライアンは素晴らしい俳優で、あらゆるプロジェクトにクリエイティブかつ真剣に取り組みます。ライアンとの新しいプロジェクトとともに、パートナーシップは発展していきます」
2024年には、スリラー『The Fall Guy(原題)』を控えているゴズリング。次はどんな“カレラ”を着用するのか、注目だ。
※初出は、Robb Report。今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌