アカデミー賞:『バービー』監督&主演、ディカプリオも落選 一方でサプライズも
映画『バービー』が23日、第96回アカデミー賞で作品賞を含む8部門に候補入りした。しかし、同作のグレタ・ガーウィグ監督と主演のマーゴット・ロビーが予想に反して落選する事態となった。
一方で、ガーウィグはノア・バームバックとともに脚色賞にノミネート。また、プロデューサーとして名を連ねたロビーは、作品賞に輝いた場合オスカー像を受け取ることになる。
しかしながら、『バービー』の出演者で、ゴールデングローブ賞やSAG賞など各アワードでノミネートを逃していたアメリカ・フェレーラがサプライズで助演女優賞候補に選出された。
L・ディカプリオも予想外の落選
『バービー』以外にも、オスカー俳優で同賞の常連でもあるレオナルド・ディカプリオ(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)がまさかの落選。さらに同作は、脚色賞候補からも外れた。
その他、『哀れなるものたち』のウィレム・デフォー、『関心領域』のザンドラ・ヒュラーがそれぞれ助演男優賞、助演女優賞への候補入りを逃した(ヒュラーは、『落下の解剖学』で主演女優賞にノミネート)。
また、『マエストロ: その音楽と愛と』で主演兼監督を務めたブラッドリー・クーパーは、主演男優賞にノミネートされるも、監督賞候補入りとはならなかった。
そして『May December』は、ゴールデングローブ賞や放送映画批評家協会賞などで助演男優賞にノミネートされていたチャールズ・メルトンが落選し、脚本賞のみの候補入りとなった。
同じく『カラーパープル』も、1部門のみ(助演女優賞のダニエル・ブルックス)のノミネートにとどまった。
他にも、有力視されていた映画『AIR/エア』、『異人たち』、『Ferrari』、『Origin』、そして『Saltburn』はノミネート数ゼロという結果となった。
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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌