ヴィム・ヴェンダース、『PERFECT DAYS』のオスカーノミネートに「大変光栄」
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ヴィム・ヴェンダース監督・役所広司主演の映画『PERFECT DAYS』が23日、第96回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた。
ヴェンダースはこれまで、ドキュメンタリー作品で3度のオスカーノミネート経験を有している(『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(2000)、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(2012)、『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』(2015))。
『PERFECT DAYS』のノミネートについて、ヴェンダースは「日本語作品でノミネートされるというのは少し皮肉なようですが、日本は映画界の巨匠・小津安二郎の国ということもあり、大変光栄に思います」とコメントを寄せた。
東京を舞台にトイレ清掃員の男の日常を描いた『PERFECT DAYS』は、日本人が監督ではない映画で史上初めて、国際長編映画賞日本代表作品に選出。
ヴェンダースは、同作が代表に選ばれるとは「予想していなかった」と明かした。
「でも、それは役所広司さんが日本人から愛されているからだと気付きました。彼がカンヌ映画祭最優秀男優賞を獲得したときは、日本のテレビでその様子が沢山流れていました。ですから、今回ノミネートされたのは広司さんだと思います。私は監督をした助手のようなものです」
「第96回アカデミー賞授賞式」は現地時間3月10日(日)、米ドルビー・シアターで開催。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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